フィリピンスタディツアー報告(13)
皆さんこんにちは!
フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの福井です。
2019年3月25日~3月31日までフィリピンスタディツアーを実施しました。
第13回目、参加者がどんなことを学び、感じたのか報告が届いているので紹介したいと思います!
第13回目【FS】さんの報告を紹介します
【フィリピンスタディツアーに参加した理由】
高校生のときにフェアトレードに興味を持ち、大学に入ったらフェアトレードの普及に関わることがしたい、と思い、フェアトレードのものを販売する学生団体で活動したりNPOでインターンシップをしたりしていました。
自分の将来のことを考える中で、なぜ今自分がこのようなフェアトレードに関する活動を始めたのかということを突き詰めたとき、その理由は、児童労働をなくしたいからだ、ということに気がつきました。
学生団体で生産地を訪れるスタディーツアーには行ったものの、子どもと出会う機会はなかったので、途上国の子どもたちの生き方を見たくて参加を決めました。
【一番印象に残っているプログラム】
ボーイズホームに行ったことが特に印象に残っています。
私はずっとバスケをやっていたので、ホームの子たちと一緒にバスケをしました。
言葉でのコミュニケーションはなかなかうまくとれなかったけれど、一緒にプレーしはじめたらそれも気になりませんでした。
好きなことでつながれるのは幸せで、ツアー全体を通してでもありますが、仲良くなるのに言葉はそこまで重要ではないのだと思わされました。
ボーイズホームには刑務所から保護された男の子たちがいると聞いていましたが、まったくそんな風に感じられなかったのも印象的でした。
【参加前・参加後の自分自身の変化】
たくさんの子どもたちと出会ったことで、以前より今の日本での活動を頑張ろうと思うようになりました。今回出会った子どもたちの幸せに直接つながるわけではないかもしれませんが、フェアトレードを普及させていくことが、世界の子どもたちの幸せにつながっていくだろうと思うようになりました。
【スタディツアーで経験したことを、どう活かす】
まずひとつは、フィリピンには様々な境遇に負けずに生きている子どもたちがいることを、周囲の人に語ることができると思います。
また、自分たちの消費するモノの先には生産者がいるということを忘れずに、買い物したり、自分の学生団体の販売するものを売っていきたいと思います。