フィリピンスタディツアー2019報告(8)

皆さんこんにちは!

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの福井です。

2019年3月25日~3月31日までフィリピンスタディツアーを実施しました。

第8回目、参加者がどんなことを学び、感じたのか報告が届いているので紹介したいと思います!

フィリピンスタディツアー2019報告(1)

フィリピンスタディツアー2019報告(2)

フィリピンスタディツアー2019報告(3)

フィリピンスタディツアー2019報告(4)

フィリピンスタディツアー2019報告(5)

フィリピンスタディツアー2019報告(6)

フィリピンスタディツアー2019報告(7)

 

第八回目【KI】さんの報告を紹介します!

【フィリピンスタディツアーに参加した理由】
私は、フィリピンのスモーキーマウンテンの映画を観たことがきっかけで、途上国の貧困に興味を持つようになりました。高校二年生のとき、自分の目でスラム街を見たいという思いからブラジルに留学しました。そこで自分と同じように社会問題に興味があり、自国の問題を改善しようとする同年代の人たちに出会い、私自身にできることは何なのかと考えるようになりました。

卒業論文ではフィリピンとブラジルの貧困をテーマに絞り進めていくことに決めました。しかし、そこからどう進めていこうかと悩んでいました。そんな時に、メンターの先生から、「じゃあ、フィリピンに行っちゃったら?」と言われ、何もしないよりは行動したほうがいいと思い、このツアーに参加することにしました。

【一番印象に残っているプログラム】   
印象に残ったことはたくさんありますが、特に印象に残ったのはスモーキーマウンテンです。私が貧困に興味を持ったきっかけでもあったので、着いた時は、やっと来ることができた!というワクワクと感動でいっぱいになりました。住人の人にインタビューし、話を聞くことができ、ほんとうに嬉しかったです。スモーキーマウンテンの人たちは貧しいのに私たちがいる間ずっとにこにこしていて、なんだかとても神聖な気持ちなりました。

【参加前・参加後の自分自身の変化】 
正直、自分の中で大きな変化があったかというと、そうではないです。変化というより、自分の中にあった、自分にできることは何かを見つけ、その何かを行動にしたいという思いが、強くなりました。

【スタディツアーで経験したことを、どう活かす】    
このスタディーツアーに参加した理由でもある卒業論文を書き上げることが、今の私ができることだと思います。発表の機会もあるので、周りの人にもフィリピンのことを伝えることができます。けれど、論文を書き上げても、私の中ではっきりと「私が途上国の人にできること」の答えが出るかはわかりません。簡単に答えの出せることではないし、きっと、この先ずっと考えていくと思います。
だから、少しずつその時の私にできることをしていきたいと思います。フィリピンを訪れ、様々な人と出会い、感じたことを大切にしていきたいです。