フィリピンスタディツアー2019報告(5)

皆さんこんにちは!

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの福井です。

2019年3月25日~3月31日までフィリピンスタディツアーを実施しました。

第5回目、参加者がどんなことを学び、感じたのか報告が届いているので紹介したいと思います!

フィリピンスタディツアー2019報告(1)

フィリピンスタディツアー2019報告(2)

フィリピンスタディツアー2019報告(3)

フィリピンスタディツアー2019報告(4)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第五回目、【MK】さんの報告を紹介します!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【フィリピンスタディツアーに参加した理由】
まず、学校で配られたチラシでこのツアーを知りました。私はボランティアとかスタディキャンプといったツアーに参加したことがなくて、自分を成長させるためにこのツアーに参加しました。
フィリピンの現状を知り本当は何が問題なのか、いま必要としていることは何なのか、自分に何ができるのかを見つけることが目標でした。

【一番印象に残っているプログラム】
アエタコミュニティでのホームステイが1番心に残っています。子どもたちがキラキラした目で見つめてきて、言葉も通じないのにたくさん関わろうとしてくれてとにかく可愛かったです。夜のダンスも村の人みんなが家族みたいに盛り上がっていて自分もその一員になれたような一体感を味わえました。明かりのない村の星空は本当に綺麗で、竹のベッドもシンプルだけれど涼しくて、色々な工夫をして自然と共存しているんだと思いました。
たったの2日間しかいなかったのに、最後は帰りたくなくて、ずっと一緒にいた女の子の手も離したくなかったです。それくらい居心地のよかったアエタコミュニティにいつかもう一度行きたいです。

 

 

 

 

 

 

 

【参加前・参加後の自分自身の変化】
自分の選択にもっと責任を持とうと思いました。例えばフェアトレードのラベルがついた商品をみると、アエタのマンゴー生産者の笑顔が浮かぶようになり、安価なものばかりに目が行かなくなりました。
また、ツアー参加後の私には、ものがあふれた社会は幸せなのか、平等な教育、子どもの権利やスラム地域の未来についての考えや疑問が頭の片隅にずっとあります。ぐるぐる考え続けられるテーマができたことは、私にとって大きな収穫でありツアーに参加して本当に良かったと思います。

【スタディツアーで経験したことを、どう活かす】
日常生活では今回経験したことをもう一度深く考えてレポートや研究発表に活かしていきます。まずは1つ1つの感情を忘れないようにノートにまとめて、それを共有していきたいです。私はこのスタディツアーを友だちに紹介して、多くの人に体験してもらいたいです。少しでも多くの人がフェアトレードに興味を持ったり、スラム地域の現状を知ることで何か新しい改善策が生まれたりアクションが起こる、そういう輪が広がるといいなと思います。