支援プログラム:Free The Children Program
貧しさが原因で命を落としたり、
奴隷のように働かされたりする子どもがたくさんいる
そんな世界を変えるために。
世界では、貧しさのため5歳の誕生日を迎える前に命を落とす子どもは1日に18,000人。
それは、4.8秒にひとりが亡くなっていることになります。
また、家族を支えるため、学校に行くこともできずに過酷な環境で働く子どもは世界に1億5,200万人いると言われています。 (2017年ILO発表)
世界ではおよそ8億6000万人もの人々が、安全な水を飲むことができません。
毎日4000人の子どもが、きれいな水を手に入れることができないために、命を落としています。
さらに、近くに水をくめる場所がないため、自分や家族のために長距離を歩いて毎日何往復も水を汲みに行っている子どもがたくさんおり、そのために学校に行けなかったり、体を壊したりしています。
貧困の問題は、海外だけで起きているわけではありません。
日本の子どもの貧困率は13.9%、およそ7人に1人の子どもが貧困の中にいます(厚生労働省「平成28年 国民基礎調査/貧困率の状況」より)。その中でも特に、母子家庭の子どもの貧困が深刻な問題となっています。
さらに、虐待やいじめなど、日本の子どもたちが置かれている環境にもたくさんの課題があります。
こういった世界や日本の子どもの厳しい状況を変えていくために、私たちフリー・ザ・チルドレンはミッションのひとつめを「国内外の貧困や差別から子どもをFree(解放)する」と掲げ、日本を含む11の国々で支援プログラム(Free The Children Program)を展開しています。