フィリピン

フリー・ザ・チルドレン・ジャパン フィリピン

フィリピンでの支援事業は1999年からスタート

フィリピンの首都マニラは、東京から飛行機で約4時間と日 本から比較的近くにあります。陽気で親しみやすい人々が多く、ビ ーチは美しく、豊かな自然であふれています。でも、貧富の格差が大きく、紛争地域をかかえているなど課題もたくさんあります。

そこで、フィリピンの貧困下に置かれた子どもに焦点をあてた国際協力活動を展開するため、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンは設立時の1999年からフィリピンの現地NGOとパートナーを組んで活動しています。フィリピンの貧困地域に暮す人々が自分の力で貧困から抜け出し、自立できることをめざし、様々な支援事業に取組んでいます。

 

知っていますか?

68%
小学校を卒業できるのは68%と言われ、貧困層の子どもの中途退学率が高いことが課題です。中等教育の入学率は65%程で、修了率は全体の約50%と報告されています。

 

321万人
321万人の子どもが児童労働を強いられています。(ILOフィリピン2011年発表)5-17歳の10人に1人の割合です。

 

26.5%
26.5%が1日1ドル未満で暮らしています。

 

20%
20%の富裕層が総資産の80%を握り、残りの80%の人々が20%を分け合っているといわれるほど、フィリピンは貧富の格差が激しく二極化しています。

 

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンがフィリピン支援事業で目指すこと

フィリピンの先住民族や貧困地域で暮らす子どもたちが教育を受けられるように環境を整える。ひいては彼ら自身の力によって貧困から抜け出し自立できるように支援をする。そして、子どもとその周りにいるおとななど全ての人々が尊厳を取り戻し、かれらの権利がしっかりと守られるように手助けする。

 

支援のかたち

1.障害者支援プログラム

障害のあるフィリピンの子どもたちは、必要な知識やスキルを学ぶ機会を与えられないまま社会から隔離されてしまうことが多くあります。そこでフリー・ザ・チルドレン・ジャパンは、盲学校に通う子どもたちがスキルを身に付け自立できるように職業訓練を受けられるようにしたり、質の良い教育や大学進学の道を諦めずにいいように教育環境を整えたり、中途退学しなくて済むようにするため、教育支援活動を通じて子どもの可能性を後押ししています。

2.ミンダナオ島 先住民族支援プログラム

フィリピンには多くの先住民族が暮らしています。町からのアクセスの悪い隔離された地域にある先住民のコミュニティの多くが、貧困や伝統文化の消失、教育の質など多くの問題を抱えています。フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは、現地のNGOとパートナーを組み、ミンダナオ島の先住民族の子どもが教育や医療、きれいな水などにアクセスできるよう自立支援プログラムを行っています。
また、この村の子どもと文通しながら支援できる「ペンパルサポーター」事業も実施しています。

 

3.プレダ基金支援プログラム

1999年からパートナーを組んでいるオロンガポ市にある現地のNGO「プレダ基金」と実施しているプログラム。性的虐待を受けた少女や、刑務所から救出された少年への自立支援、貧困地域(先住民族)の自立支援活動を行っています。

 

4.緊急・復興支援事業

フィリピンで自然災害や紛争、感染症拡大などにより大きな被害を受け支援が必要な人々を対象に緊急的な支援や復興のための支援を行っています。飲料・食料品や生活物資、医療物資、子どもや若者への学用品の提供を行うほか、ニーズに応じて生計維持支援や、学校修繕などのインフラ構築、被害を受けた子どもへの心のケアに取り組むなどしています。
ここで、ヨランダ台風(日本名:平成25/2013年台風30号・アジア名:ハイエン)やその他大型台風の被害を受けた学校の再建築のほか、プレダ基金と行った、子どもへの心のケア、子どもが誘拐されないようにするための権利の周知や危険からの回避法セミナーの実施、マラウィ市の紛争被害を受けた地域での支援、コロナで影響を受けた子どもや家族への食糧配給などを行っています。

 

 

フィリピン支援事業についてもっと知る

書籍 『フィリピンの少女ピア -性虐待をのりこえた軌跡-』

中島早苗、野川未央(著) フリー・ザ・チルドレン・ジャパン、プレダ基金協力 大月書店刊、税込1,540円

両親と暮らしたことがなく、8歳から外国人相手に性産業で働かされるようになったピア。
FTCJのパートナー団体のフィリピンのNGO「プレダ基金」に所属するピア・コーベラの半生を描いた本です。
なぜ、子どもが性産業で買春の犠牲になりながら働かなければいけないのか、児童労働の現状、児童労働から解放され尊厳を取り戻すまでについて、 実在するピアの生涯を通じて知ることができます。

★☆FTCJを通して購入されますと、販売価格の2割が世界の子どもたちをサポートする活動のために使われます☆★

動画 『子どもと触れあうボランティアの旅 【2011年版】』

フリー・ザ・チルドレン・ジャパン主催のフィリピンスタディーツアーのプロモーションビデオです。

動画 『はたらく子どもたち ~わたしたちが見てきたフィリピン~ (日本語)』

フィリピンスタディーツアーに参加した子ども達が、現地の子ども達をインタビューし、編集した動画です。

動画 『Youtubeで知ろう!今わたしたちにできること  〜教育〜』

子どもメンバーが教育に関する社会問題を解説する教材動画です。

It Takes A Child — A Journey into Child Labor ~児童労働をの実態を探るクレイグ少年の旅~

監督:Judy Jackson 制作:Judy Films 制作年:1998年 時間:56分 言語:英語 字幕:日本語

 

児童労働解放のために活動していた、パキスタン人の少年活動家「イクバル・マシー」が12歳で殺害されたとき、カナダに住んでいたクレイグ・キールバーガーも同じ12歳だった。クレイグは、新聞でイクバル少年殺害事件を知り、衝撃を受けた。その後クレイグは、わずか12歳で児童労働問題に取り組もうと活動をはじめ、児童労働に従事する子どもたちに会うために、南アジア5カ国をまわる旅に出た。映像では、クレイグが南アジアやフィリピンを訪問し、働く子どもやNGOとの出会いが収められています。カナダでフリー・ザ・チルドレンを立ち上げたクレイグのドキュメンタリー作品です。

 

FTCJテレビ放映映像集 価格:無料 ※送料等300円がかかります

FTCJテレビ放映映像集

内容

  • 奇跡を起こした少年
  • ある少女の訴え~フィリピンの子ども活動家ピアと日本の子どもたちの交流~
  • NHK首都圏ネットワーク(チョコレートプロジェクト)
  • カナダ人活動家の訴え
  • 世界一受けたい授業(FTC創設者 クレイグ出演)
  • 世界一受けたい授業(元少年兵ミシェル出演)など

※放映後順次追加予定

 

さまざまな支援の方法があります