「“アクション(行動)”を伴った学習で、深い学びを無理なく取り入れる」
平成29~31年に改訂した新学習指導要領では、子どもたちが社会とつながり、主体性を持ち、
「持続可能な社会の創り手となること」が様々な形で求められています。 その教育に必要なことは、
全く新しいことではなく、今までの学習に「アクション」を加えること
だとフリー・ザ・チルドレンは考えています。 調べ学習や発表だけで終わらない、 「実際に行動するプログラム」で、子どもの自己変容をサポート。
講師派遣、教材、活動の提案など、先生方の伴走者として、総合的なプログラムをご用意しています。
アクションキット
児童生徒のアクションを促すワークシート!
初めてでも実際にアクションを起こせるよう、準備から実行、振り返りまでのワークが揃ったアクションキットです。 募金活動、古本集め、食品寄付、フェアトレード商品販売など、活動ごとのワークシートを準備しております。 「オリジナルアクションキット」を使えば、独自のアクションの計画・実行するのに役立ちます。 また、振り返りシートは、総合的な学習・探求学習などのポートフォリオ評価にもご活用いただけます。 さまざまなワークシートをご用意しています。出前授業
「社会問題理解」+「アクションを考える」が基本の形!
当団体では、毎年全国100校以上で出前授業を実施。 100種類近くあるプログラムの中から、対象や目的に合わせた授業をオーダーメイドで設計します。 子どもたちが社会問題を知るだけでなく、 自分とのつながりを考え、個々の特性を生かしたアクションへつなげていけるよう、 参加型の実践的なプログラムを提供しています。 まずは、お気軽にお問合せください。キャンプ/スタディーツアー
テイク・アクション・キャンプ
「テイク・アクション・キャンプ」は、社会問題解決に取り組む小中高生のためのリーダーシップ教育を目的として北米で開発されたプログラムで、日本では2000年から開催しています。2〜5日間を通し、「学ぶ」「交流(話し合う)」「アクション」の3ステップで子どもたちの社会問題解決への力を育みます。夏は合宿形式、春冬はオンライン形式で開催しています。
スタディツアー
当団体のスタディーツアーでは、フィリピン・インド・ケニアなどで支援先のコミュニティ訪問、ホームステイなどの文化体験、フェアトレード生産者訪問、学校建設ボランティアなど、通常の観光ではできないリアルな体験を通じて、現地の人々の生活を感じ、現地が抱える問題について学ぶことができます。学校ごとのオーダメイドツアーにも対応しています。
ソーシャルアクションレポート
子どもたちが起こしたアクションの報告を集め、「ソーシャルアクションレポート」を毎年発行しています。
「アクションを起こす同年代がたくさんいる!」「自分もやってみたい!」
たくさんの同年代の子どもたちのアクションを知れることで、子どもたちの社会参画の後押しとなることを目指しています。
また、報告書を書くことでアクションを振り返ることができ、成果や課題を見つめ、次回に生かすことに役立ちます。
ソーシャルアクションレポート最新版
発行元:認定NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン 25歳以下の子ども・若者が行ったソーシャルアクションを掲載先生方からの声
※先生方の所属はインタビュー当時のものです。筑波大学教授 唐木清志先生 (FTCチェンジメーカー教育プログラムの監修)
不安を感じている先生に、非常に参考となる授業プランです
新学習指導要領が全面実施されました。学習指導要領に基づく学校教育改革の趣旨は、「持続可能な社会の創り手」の育成です。その実現に向け、フリー・ザ・チルドレンによって開発された数々のプログラム・教材は大いに役立つはずです。
このプログラムの特徴は、「調べる」→「計画を立てる」→「アクションを起こす」→「振り返る」の学習段階が極めて明確に示されていることです。課題解決的な学習を展開するに際し、その方法に不安を感じていらっしゃる先生には、非常に参考となる授業プランと言えます。また、学校の先生以外の方が、様々な社会教育の場で活用することも念頭に置いて設計されています。先生にはぜひ、子どもたちの声を大切にして、その声を行動につなげる努力を続けていただきたいと思っています。未来を創る子どもたちのために、フリー・ザ・チルドレンのプログラム・教材をぜひご活用ください。
世田谷区立烏山小学校 前校長 坂本正彦先生
子どもたちが社会に行動を起こしていくためのノウハウを支援
現在の学校は、地域を巻き込んだ地域と連携した教育活動が求められています。また、これからのグローバル社会、少子高齢化の社会に向けて、子どもたちには、社会貢献や社会参画の基礎を育てていくことが必要です。
フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの活動は、学校の要望に応じて子どもたちが社会に行動を起こしていくためのノウハウやその活動を支援してくれるNPO法人です。先生方の授業づくりにとても役に立つと思います。地域の活性化にもつながっていくことでしょう。
公立小学校 5年担任 A先生
「ちゃんと総合をできたな!」という感覚でした。
子どもたちは楽しそうに取り組んでいました。「自分にもできる、役立っている」という経験をすることができて、自己有用感を感じることができていたと思います。
食品ロスに取り組んでいた子が給食で少し残っているおかずを見て、「…もう一口食べるか!」と言う姿も見られました。他にも、募金をしたり手紙を書いたりして返事が返ってくると嬉しい、下級生にもわかるように説明できてよかったなどの声もありました。自分は人の役に立てるということを知ることができたことは、6年生に向けていい準備になったなと思いました。私としても「ちゃんと総合をできたな!」という感覚でした。
鳥取城北高校 社会科 上村魁先生
生徒自身が一つひとつの経験を通し、考え、ときには立ち止まり…
「自分たちにもできる」「もっと世界のことを知りたい」このプログラムを進めていくうちに生徒から聞こえてくるようになった声です。ある生徒は今まで読んだことのないジャンル の本を熱心に読むようになったり、また、ある生徒は「将来の目標が決まった」と希望進路を自ら提案するようになったり、その表情はエネルギーに満ち溢れています。
このプログラムでは生徒自身が一つひとつの経験を通し、考え、ときには立ち止まり、仲間と意見を交わしながら実践に至ります。したがって、生徒たちは自身の成長を実感しながら学びを深めていくことができました。
現代教育行政研究会代表 元文部科学事務次官 前川喜平様
自己肯定感や自己有効感を獲得し、自分たちが世界を変えることができると知る
教育基本法第1条は、教育の目的として「人格の完成」と「平和で民主的な国家及び社会の形成者」の育成を挙げています。それは、言い換えれば、独立した人格と自由な精神を持ち、自ら学び自ら考え自ら判断し、政治や経済の現実を批判的にとらえ、現代社会が抱える諸問題を把握し、他者と協働しながら、より良い社会の形成するために行動できる市民を育てるということです。そのための学習は、教室の中の授業だけでは実現できません。
子どもたちが地域の課題や地球規模の課題を解決するための活動に自ら参画し、その活動を通じて、自己肯定感や自己有効感を獲得し、自分たちが世界をより良く変えることができることを知る。そういう学びが必要なのです。FTCチェンジメーカー教育プログラムのサービス・ラーニングは、そういう学びを可能にしてくれる一つの方法だと言えるでしょう。