FTCチェンジメーカー教育プログラム・教材ダウンロード

 

「FTCチェンジメーカー教育プログラム」は、子ども・若者一人ひとりが社会問題を自分ゴトとして捉え、問題解決に向けたアクションを起こせるようにフリー・ザ・チルドレンが開発したサービス・ラーニング(※)教育プログラムです。

※サービス・サーニングとは、社会科教育学専門の筑波大学唐木清志教授によると、「地域社会の課題解決を目指した社会的活動(サービス活動)に子どもを積極的に関与させ、子どもの市民性(シティズンシップ)を発達させることをねらいとした1つの教育方法」を意味します。

 
新学習指導要領に則り、SDGsの達成、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンが目指す社会である「誰一人取り残さない」社会の実現を目指し、地域社会や国際社会の課題解決のための社会的活動を、4つのステップ+6つのアクションで実践することができるようデザインされています。

 

「FTCチェンジメーカー教育プログラム」の実践の方法は2つです。
①教育関係者の方が自ら無料教材を活用して実施
 

学校もしくは先生名を登録して教材をダウンロードして使用する。

  

教材ダウンロードのページでは、無料登録後にお送りしたパスワードを入力ください。

 

②フリー・ザ・チルドレン・ジャパンと共に設計・実施

教育関係者のご状況に応じて、出前授業実施など、必要な部分をサポートさせていただいております。
実践例をご覧ください。

 「FTCチェンジメーカー教育プログラム」の無料教材を使うには

「FTCチェンジメーカー教育プログラム」は、基本的には、学校の先生や団体の指導者など教育関係者を対象にしたプログラムですが、無料で学校・先生の登録をすることで、どなたでもプログラムを実践するための教員(指導者)向けの手引き、授業用資料などをご活用いただくことができます。無料登録いただくと、教材ダウンロードページのパスワードをお送りしています。

 

FTCチェンジメーカー教育プログラムの教材は、地域社会(ローカル)と地球規模(グローバル)の社会課題に対して向き合い、解決に向けたアクションを起こすためのプログラムや様々な情報や教材を無料でダウンロードできるようになっています。
アクションを起こした成果に対して、振り返りを行う際に使用していただくワークシートは、そのままポートフォリオとしてもご活用いただける他、FTCチェンジメーカー教育プログラムに成果報告を行うことで、アクションの活動証明書が発行され、ユニークな活動実績としてご使用いただけます。

 

また、WE Schoolsに登録された方は、長期休みに開催予定の学習体験会や教員(指導者)同士の意見交換会などに優先的に参加することができます。2021年を目途に、様々なアクションや授業実施のアイディア・活動機会の情報を定期的にメールで配信し、他校の活動事例及び活動成果もご紹介させていただく予定です。
アクションを実施した学校の児童・生徒のみなさんは、子どもや若者の活動成果を祝うライブイベント「Change Makers Fes」への参加権を得ることもできます。

 
  
 
 

アクションキット
学校全体、クラス単位はもちろん個人でも、すぐにアクションを起こせる様々なアクションキットをご用意しています。社会問題を考え、実行し、振り返りを行うことができるオリジナルの冊子がダウンロードできます。

 

「FTCチェンジメーカー教育プログラム」の4ステップ

FTCチェンジメーカー教育プログラムは、サービス・ラーニングを4つのステップで実践するようデザインされています。

4つのステップ
1 ) 取り組みたい問題を決定し理解を深める

2 ) 目標を決めてアクションプランを立てる

3 ) 実際にアクションを起こす

4 ) アクションをふり返り、報告・お祝いをする

FTCチェンジメーカー教育プログラムの4つのステップを通じて、学習者である子どもや若者は、国内外にある社会問題を知り、それらの社会問題が自分と関係していることに気づきます。そうすることで、子どもや若者は社会問題に向き合い、解決に向けた変化を起こせると感じることができます。最終的に子どもや若者は、得意なことや好きなことを用いたソーシャルアクションを通じて変化を起こすことを目指します。

 

プログラムは全体を通して、「アクティブ・ラーニング形式」で学ぶものになっています。つまり、地域社会の課題を解決するために、児童・生徒が持つ学問的な技能や知識を活用できる場面を保証するのがサービス・ラーニング教育プログラムの特徴です。4つのステップはこちらもご覧ください。

 

 

「FTCチェンジメーカー教育プログラム」を通じて得られる能力

FTCチェンジメーカー教育プログラムの4つのステップを通して、「社会性」「自己理解」「マインド(心・精神)」「スキル」を養うことで、学習者(子ども・若者)は無力感や無関心の状態から、自分達で社会に貢献でき、社会に変化を起こすことができると実感することで、何事にも挑戦しようという気持ちや力を育むことができるようになります。

 

社会構成要素の概念理解にとどまることなく、実際に行動を起こし、自分と向き合いながらそれを振り返ることで、社会参加に必要な資質や能力を発達させることができ、一人ひとりの価値観と社会性や国際的市民性(グローバルシティズンシップ)を育みます。

 

プログラムは全体を通して、「アクティブ・ラーニング形式」で学ぶものになっています。地域社会の課題を解決するために、児童・生徒(学習者)が持つ学問的な技能や知識を活用できる場面を保証するのがFTCチェンジメーカー教育プログラムの特徴です。
「これから何を大切にしてどのように生き、どのようにして幸せな世の中を自分自身の人生にするか」といったキャリア教育としても効果を発揮することができます。

 

また、FTCチェンジメーカー教育プログラムでは、思いやりや協力といった学習内容も重視しており、指導者(先生)を通じて、誰かのために変化を起こすだけでなく、子どもたちや若者の自己認識や心の健康を促進させる目的を持ったアクティビティを実施していくようデザインされています。

 

まず初めに児童・生徒(学習者)にとって理想的な学習環境を作るため、場を作るアクティビティ「セーフスペース」などを活用いただくことをお勧めしています。児童・生徒(学習者)が学校で居場所があったり、安心して過ごせる環境があるほど、様々な学校関連の活動への参加や学習の成果、心の健康度が向上することが、研究によって証明されています。子どもや若者(学習者)が尊重され安心して意見を言える場づくりを通し、クラスやグループの一体感を生み出せるようにしてみてください。

 

FTCチェンジメーカー教育プログラムの基礎構成は、児童・生徒と指導者(先生)、または子ども同士が良い関係性を築き、安全で相互に尊重しあい、思いやりにあふれる環境で生徒たちが学べるよう、順序だてたサポート形式で指導者(先生)を支援します。

 

なぜ、いま「FTCチェンジメーカー教育プログラム」なのか

2020年から施行されている「新学習指導要領」に、これからの学校教育には『生徒(児童)が自分のよさや可能性を認識するとともに、あらゆる他者を価値ある存在として尊重し、多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の創り手となることができるようすることが求められる』という文言が盛り込まれています。

 

そのために、「社会に開かれた教育課程の実現」に向けて、「学びを人生や社会に活かそうとするチカラ」や「学びの目標の明確化」をアクティブラーニング手法で実施することの重要性を挙げています。また、国際社会が合意したSDGs(持続可能な開発目標)を達成するためには、各国政府の政策に頼るだけでなく、立場や年代に関わらず人々が協力し、大きな変化をもたらしていく必要があります。

 

そのような社会に向け、子どもや若者を育て努力されている、学校の先生をはじめ、指導者的立場の方々の日々のお働きに心から敬意を表するとともに、教育的現場から実現することをめざしている皆さんと共により良い世界のために歩んでいきたいという想いから、「FTCチェンジメーカー教育プログラム」は生まれました。

 

「FTCチェンジメーカー教育プログラム」は、フリー・ザ・チルドレンがはじまったカナダで開発された”WE Schools”(サービス・ラーニング教育プログラム)が基になっています。”WE Schools”は、サービス・ラーニングを学校の授業で実践するために現在カナダ、アメリカ、イギリスなどの学校18,000校以上に導入され、教育現場で取り組まれています。
その内容を基に、日本文化とこれまでの日本での活動経験や他国での実践事例を加味して、グローバルシティズンシップ、子どもの社会参画、アクティブ・ラーニングといった要素を取り入れた日本向けの新しい教育プログラムなのです。

 

私たちフリー・ザ・チルドレンが目指すビジョンも、「世界のすべての人々が『誰一人取り残されることなく』、心もからだも健康で、自身の夢や希望を実現でき、国籍・宗教・年齢・性別・文化、障害に関係なく、互いを認め合い、互いに勇気づける多様性のある社会」です。特に子どもや若者に影響を与える問題については、子どもや若者自身がその問題について知り、学び、解決に向けて行動を起こすことに意義があり、重要だと考えます。

 

「FTCチェンジメーカー教育プログラム」を通して、子どもや若者の自己肯定感や多様性を育み、社会をつくる人材の育成を目指しています。さまざまなプログラムを通して、「すべての子どもは生まれたときから一人の人間として尊重されるべき尊い存在である」ことや、人はみな違っているから素晴らしいこと、違いがあるからこそお互いに補い合い、協力し合うことでより豊かな社会になることを伝えます。そして、一人ひとりがかけがえのない存在であると同時に、多様な価値観や文化を尊重しあう存在であることにも触れていきます。

 

本プログラムの最もユニークな点は、多様な考えや価値観に触れながら、自分自身を見つめ、自分の得意なこと、好きなことを活かしながらアクションを起こすきっかけを提供していくところです。アクションを起こすことで、学習者である子どもや若者に、「自分が関われば、社会を変えることができる」という自己効力感を育てることができます。

 

プログラムの多くは、「アクティブラーニング形式」で学ぶものであり、地域社会の課題を解決するために、児童や生徒(学習者)が持つ学問的な技能や知識を活用できるような場面を保証しながら進める社会的活動である、「サービス・ラーニング型教育プログラムの形式」をとっています。これに加え、経済産業省が2006年に提唱した「社会人基礎力」を構成する能力として「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力と12の要素があり、この力について知識を持ち、自覚的に取り組み、総合的に身に付けることが求められています。

 

学習者である子どもや若者(児童・生徒)がアクションを起こすためには、世界を変えるという決意をした彼らを励ます先生など指導者的立場の方々の存在が必要不可欠です。このプログラムに指導者(先生)のみなさまが時間とエネルギーを使ってくださることに感謝いたします。

FTCチェンジメーカー教育プログラムへの登録特典

無料学校・先生登録をすると下記の特典を得ることができます。
・「FTCチェンジメーカー教育プログラム」の教材(ガイドブック・アクティビティーブック・指導要領案)の無料ダウンロード
・長期休みに開催される「教材体験会」に優先的にご招待
・子どもや若者の活動成果を祝うライブイベント「 Change Makers Fes 」へ活動報告をすることで参加権を得られる
・活動報告をすると、希望する学校・団体に活動証明書を発行可能
・授業実施のアイディア・活動機会の情報を不定期に送付
・活動事例及び活動成果を不定期にご案内

 

「FTCチェンジメーカー教育プログラム」実践例

1年間かけてプログラムを実践する学校や、1学期間、全10回など様々な形で実践されている学校が増えています。

ソーシャルアクションレポート

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは、25才以下の方から届く社会問題に対するアクションの報告を、1年ごとにソーシャルアクションレポートにまとめています。2030年までに世界が達成するために掲げているSDGs(持続可能な開発目標)との関連も報告頂いております。アクションを考える際にもご活用ください。
先生方のアクションのご報告もお待ちしています。