プレダ基金支援プログラム

性虐待を受けた少女、法に触れた少年の自立支援

フィリピンのNGOプレダ基金を通じて、性的虐待を受けた少女や刑務所で不当な扱いを受けている子どもたちが、子どもらしく生きるために、そして自立して暮らしていくための支援活動を行っています。また、そしてプレダ基金が支援している貧困地域に住む生産者のフェアトレード商品を買い取り、日本で販売を行い生産者の収入向上支援を行っています。
 

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プレダ基金ってどんな団体?

プレダ基金は、フィリピン・オロンガポ市にある子どものためのNGO団体です。 団体名のプレダ(PREDA)は、Peoples Recovery, Empowerment and Development Assistanceの略で、「人々の回復や発展の支援」という意味です。
この団体は1974年、アイルランド人のシェイ・カレン神父と、フィリピン人のヘルモソ夫妻によって設立され、「子どもや女性、貧困層の人々を守る」とい う使命を掲げて活動しています。ノーベル平和賞に2 回ノミネートされるなどの実績もあげています。
 

プレダ基金の主な活動

子どもが子どもらしく生きるためのプログラム

1.虐待を受けた少女への自立支援

性的虐待を受けた子どもたちを救出・保護し、自立のための支援をする部門。家族、親戚、近所の住人…などによって性的虐待を受けたり、貧しく家族を支えるために、性産業で働かされ買春(かいしゅん)被害にあう子どもたちなど性的虐待や搾取には、さまざまなケースがあります。そういったつらい体験をした少女を救出し、プレダ基金の施設で保護する活動を行っています。
施設では、つらい経験から立ち直れるようなセラピーを提供するほか、虐待の加害者を見つけ出して裁判を起こしたり、被害者の子どもが社会復帰できるよう教育や職業訓練支援をしたりしています。

 

2.法に触れた少年への自立支援

刑務所で不当な扱いを受けている男の子たちを救出する部門です。貧しさのために盗みなどの犯罪行為をしたり、単に路上にいただけで何の罪も犯していないのにおとなの犯罪者と一緒に過ごさなければいけない劣悪な環境の刑務所に入れられてしまった少年を刑務所から救出し、プレダ基金の施設で保護する部門です。施設では基礎教育や職業訓練、セラピー、家族との再会の機会を提供するなどし、社会復帰できるよう更生支援を行い、自立をサポートしています。

 

収入向上支援

ジュースバッグ
貧困層、先住民族の子どもが児童労働に従事せず、教育を受けられるように、人々の自立を応援するプログラムです。収入が得られるよう持続可能な農業の手法を教えたり、フェアトレードの商品開発・生産方法を人々に教え、商品を自らの力で生産し収入を確保できるよう支援しています。
フリー・ザ・チルドレン・ジャパンはプレダ基金によって支援を受けた貧困地域の人々が作った雑貨やドライマンゴーなどのフェアトレード商品を日本に輸入し販売しています。

 

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さまざまな支援の方法があります

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