【報告】新潟市主催 子どもの権利について考えてみようー新潟市こども条例ーイベントを実施しました!

去る3月23日に、新潟市による春休み親子企画「子どもの権利について考えてみよう‐新潟市こども条例‐」が実施されましたのでご報告します。


▼イベントの背景

新潟市は、2022年4月にこども条例を施行し、子どもの権利を守る活動に力を入れています。こどもの日の5月や、子どもの権利条約が国連でできた11月などには、こども条例を伝える催しを市内で行うなどしています。

 

しかし、新潟市にこども条例ができたことを知らない人は少なくありません。そこで、新潟市にいる人たち、特に、小さい子どもに新潟市こども条例や、子どもの権利について知ってもらうための取り組みを新潟市ですることになりました。

 

その取り組みに、私たちフリー・ザ・チルドレン・ジャパンや、NPO法人みらいずworksさんなどで協力することになり、小さい子どもを対象にした人形劇や紙芝居などの教材を開発することになりました。その紙芝居の教材を用いて親子向けにイベントをしたのが今回の企画です。ちゃんと子どもたちに伝わる教材内容かどうか確認するため、参加した子どもや保護者のみなさんにはアンケートにご協力いただきました。

 


▼イベント当日の概要

日時:2024年3月23日(土)①10時~11時 ②14時~15時 (①と②とも同じ内容を上演)

会場:新潟市こども創造センター・光と音のホール

参加者:未就学児や小学生のみなさんと保護者(合計60名)

内容:桃太郎やかぐや姫、浦島太郎といった童話の主人公と新潟市の子育て応援キャラクター「ほのわちゃん」が登場する子どもの権利についてのお話を人形劇で公演。新潟市こども条例の柱である5つの子どもの権利を「いつでもだれでも何回でも使えるチケット」に例え、子どもたちに権利について理解を促しました。
 
その後、参加した子どもの皆さんの思いを自由に表現するワークを実施。最後に、子どもの権利を使って、12歳でフリー・ザ・チルドレンを立ち上げ、声をあげたクレイグ少年について、資料と共に紹介しました。

 

 

 


 

 

 

 


▼「おとなに伝えたいこと」を表現しよう!

子どもの権利に関する人形劇の後、参加者の子どもたちに、「おとなに伝えたいこと」を表現するワークを実施しました。様々な想いが出されました。一部を紹介します。

・こどものびょういんのせんせいになりたい

・もでるさんになりたい

・ほいくえんのせんせいになりたい

・学校でおたのしみかいをしたい

・子どもだからじゃなくて、自分から進んでいろいろしていく(ピアノを自分から進んで練習していく)

・〇〇さん、いつもあそんでくれてありがとうございます。これからもずっとあそんでください

・友だちの気もちをかんがえてあげたい

・なにかこまったことがあったら、1人でなやまずにみんなにそうだんできたらいいと思った

 


▼参加したおとなからの声

・人権教育の重要性は認識していたのですが、具体的に子どもに伝える機会が今までありませんでした。今回のイベントに参加したことで、共通の経験、共通言語が出来たと思います。

・権利という分かりづらい内容をチケット、という形で説明してくださった点がわかりやすかったなと思いました。

・生きにくい子供達が増えています。早急に子供達に「自分の権利」の話を周知していただきたいです。 少しでも「権利」によって選択肢が増える子がいますように。

 


イベントにご参加くださったみなさま、特に人形劇をみたり、想いをシェアしてくれたりした子どもの皆さんありがとうございました!アンケートを通じて、人形劇の感想だけでなく、良かった点や改善点について教えてくださったおとなの皆さんも大変ありがたかったです、心から感謝申し上げます。

 

今回のイベントを通じて、参加者のみなさんからの反応やアンケートを通じたご意見を反映させて、より良い教材づくりをすることができました。子ども条例についての人形劇の教材は、新潟市の未就学児の施設(保育園やこども園など)や小学校などで活用いただけるよう準備していく予定です。

 

最後に、登場人物になりきって、人形劇を丁寧に演じてくださった演劇グループの皆さん、教材開発の素敵なイラスト作成やイベントに向けてともに歩んでくださったNPO法人みらいずworksの皆さん、新潟市こども政策課の皆さん、本当にありがとうございました。

 

新潟市で子どもの権利が浸透し、新潟市の子どもたちの権利が大切にされる社会に向けて、引き続き活動していきます。

 

※当日のイベントのご報告は、NPO法人みらいずworksさんのウェブページでもご覧いただけます。