【報告】WE Talk “Social” 大学生企画 Vol.5 開催しました
この秋冬、全5回のオンラインワークショップ「WE Talk “Social” 大学生企画」を実施する
大学生メンバー2人から、2月6日に行われた第5回目(最終回)の報告が届きました。
2月6日に第5回のオンラインディスカッションイベントを開催しました。
これが今回の大学生企画の最終回のイベントでした。今回の内容は「バレンタインとチョコレート問題」でした。
2月14にバレンタインデーがあるため、それより少し前にチョコレートについて知ってもらうことが狙いでした。
大学生の友人の協力を借り、円滑に行うことが出来ました。今回のイベントのご報告をいたします。
~ゲームディスカッション~
今回のゲームディスカッションでは、参加者一人一人が異なった役を割り振られ、その役になりきってディスカッションをしてもらうというものでした。役は4つあり、児童労働をするこども、その親、チョコレート企業、そしてフェアトレード団体です。ディスカッション中は、チョコレート企業の利益や途上国の家族の生活問題など意見のぶつかりや、環境問題との関連など広くディスカッションが行われました。
~ゲームディスカッションを踏まえて~
ゲームディスカッションの後のディスカッションでは、主にカカオ畑での児童労働がなくならい要因や、その解決方法について話し合われました。親の貧困問題や、開発途上国と先進国の不平等など様々な意見が上げられました。また一人一人ができることとしては、買う前によく調べることや、フェアトレード商品とそうでない商品の食べ比べを行うことなどが上げられました。真剣に問題解決を考えていて、現実的な意見が多くありました。
<参加者アンケート>
- 実際に、フェアトレードや児童労働などにかかわる人になりきってディスカッションをしたことによって現状を理解することができたから。
- フェアトレードを手にとってもらうために”人の感情を動かすもの”が大切であり、商品の背景には1人、1人のストーリーがあるという考えが印象に残りました。
- チョコレートには安価な豆、高価な豆など複数の豆がブレンドされたものがあり、そのようなチョコレートの値段が安く、生産者側にとって問題であること。
- フェアトレードを行わない場合、農家の収入減と森林破壊の2つの問題があることが分かった。
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