【無料教材】ウェルビーイングについて学ぶ教材「学校でできる!初めてのウェルビーイング」公開!

ウェルビーイングに関するオリジナル教材「学校でできる!初めてのウェルビーイング」の無料公開を開始いたしました!

この教材は、2022年から都内の公立中学校協力の下、当時中学1年生の子どもたちや先生方の意見を聴きながら作成されました。
また、児童精神科医の山口有紗さんに監修していただき、専門家としてのご意見・ご助言、動画への出演など多くのご尽力をいただきました。

「そもそもウェルビーイングって何?」
「自分の日常と何が関係しているの?」

文部科学省「第4期教育振興基本計画」のコンセプトにも記載された「ウェルビーイング」ですが、いざ実践するとなると何から始めていいのかわからず悩まれる方も多いかと思います。

【FTCJのウェルビーイングの定義】

「一人ひとりが人権を大切にされ、こころや身体や周りとの関係、社会の中での自分の存在が、自分にとってちょうど心地よい状態。または、そこに向かう過程のこと」

この教材は、授業3回分の指導案と動画・ワークシートがセットになっており、初めてウェルビーイングに触れる方でもすぐに実施が可能なものとなっております。実施前に進行役となるおとなが意識するべきポイントを知るための動画なども収録されています。

・第1回目授業「わたしの気持ち」
・第2回目授業「子どもの人権」
・第3回目授業「自分のちょっとよいところ」
などが内容に含まれ、自分のウェルビーイングを中心に考えつつも、自分・他者・社会のウェルビーイングが繋がっていることが意識できる構成となっています。

授業用の動画内では、FTCJスタッフがワークの説明や解説をしており、

動画を再生し、言葉の定義やワークの説明を聞く
→動画を一時停止し、教室でのワークに取り組む
→動画を再生し、解説を聞く…

という流れで授業を実施することができます。
進行をするおとなの皆さまも一緒にワークに取り組みつつ、実施するのもおすすめです。

また、今回ベータ版として、1回分の小学生向けの指導案(高学年版・低学年版)とワークシートもご利用いただけることになりました。
気持ちについて考える習慣を作っていく、入門編となっておりますので、ぜひ日常や学校でご活用ください。

【無料教材の内容】
中学生以上向け手引書の内容
・各授業動画 :第1回-3回の授業内で使う動画
 
・ワークシート1「気持ちの一覧」:第1回目の授業で配布(人数分)
・ワークシート2「自分の価値を知る」:第1回目の授業で任意配布(人数分)
・ワークシート3「ウェルビーイングの振り返り」:第1回目の授業で配布(人数分)*繰り返し使用
・ワークシート4「授業の振り返り」:各授業で配布(人数分)
・ワークシート5「社会の中にあるチクチク言葉」:各授業で配布(人数分)
・おうちでウェルビーイング1 :第1回目の授業で配布、第2回目の授業で使用
・おうちでウェルビーイング2 :第2回目の授業で配布、第3回目の授業で使用  

サンプル画像
手引書・ワークシート

【ダウンロード方法】

登録フォームを記入する。
(ご登録いただいたメールアドレスにパスワードが届きます。費用はかかりません。)
教材ダウンロードページにアクセスし、パスワードを入力する。
③利用したい教材をダウンロードする。
「ウェルビーイング」の他にも、紛争解決(けんかなども含む)を学ぶ「ブロックゲーム」や子どもの権利について学ぶ「子どもの権利カードゲーム」などの教材も無料でご利用いただけます。

★動画を一部限定公開!「ウェルビーイングってなに?」(3分17秒)

【実施事例】
・中学生対象:世田谷区立砧中学校、道徳の授業にて

【出前授業報告】世田谷区立砧中学校2年


・高校生対象:山梨県立富士北陵高等学校

【出前授業報告】富士北陵高等学校で授業をしました!


この教材は公益財団法人東京都福祉保健財団「子供が輝く東京・応援事業」の助成によって、開発・作成しました。

助成ご協力に、心より感謝いたします。