【フィリピンスタディツアー2024夏】報告連載 Vol.4 ー参加者からの感想やメッセージ!
2024年8月1日〜7日に開催した「フィリピンスタディツアー2024夏」の報告ブログ Vol.4。
今回は、ツアー全体を通しての参加者からの感想やメッセージを紹介します!
素敵な声がたくさんです。ぜひご覧ください!
~報告一覧~
・Day1~2
・Day3~4
・Day5~7
・参加者、保護者の声
報告「フィリピンスタディツアー2024夏」
フィリピンスタディツアーに参加した18名の参加動機や学び、今後のアクションについて紹介中!海外経験の有無、社会問題への関心度合いも様々な18名。フィリピンでの1週間でどんなことを感じたのでしょうか。
ツアーに参加した理由
・友達を増やすため。テレビでスラムなどは見たことがあったけど、実際に行ってもっと知りたいという興味があったから。
・世界の社会問題に興味はあったけど、学ぶ機会がなかったのと、勇気がなくてこういったツアーに参加したことがなかったから参加してみようと思ったから。英語も勉強したかったから。
・ツアーのチラシを学校の掲示で見つけて、アジア圏に行ったことがなかったのと、貧困や教育に関心があり、ボランティア活動を校外でやったことがなかったので、興味を惹かれて参加しました。また、英語で意思疎通を図る経験をたくさんしたいと思ったのでスタディーツアーに応募しました。
・高校生になり進路を考える中で、現地に行って体験をすることが自分のやりたいことを見つける糸口になったら、と考えたのもまた理由の一つです。
・元々NGOや国際協力に興味があったものの、なかなか現地に出向いたら活動する機会がなかったので、参加してこれからの自分にいい刺激になればと思い、参加しました。
・母に勧められたことがきっかけです。自分も調度、海外にいって日本ではできないような経験をしたいと思っていたため参加しました。
・発展途上国といわれている場所を実際に見たり体験したりすることで日本との違いを実感したかったから。
ツアーを終えての感想
・フィリピンにいた7日間で最も印象に残っていることはガールズの施設で出会った女の子についてです。その子は12歳で妊娠し、現在15歳で2歳になる娘がいました。そのことを初めて聞いた時に、とても衝撃を受けました。ニュースなどで若くして妊娠する子供がいることは知っていたものの実際に会ったことはなかったからです。そのことでより一層フィリピンには様々な社会問題があるのだなと感じました。
・実際に現地に行って、文化の違いや社会問題に触れることで考えさせられることが多くありました。実際に自分の目で見て、話を聞かないと本当のことはわからなかったと思うし、このツアーに参加して良かったなと感じました。日本人同士でも、振り返りで自分が思いつかなかった支援の手段が出てきたり、スタッフからFTCJ設立の話を聞いたりして多くの学びがありました。これから私も困難な状況にいる人達のために、何かアクションを起こしたいと思うきっかけになりました。
・ツアーに参加する前は、困難な状況にいる人の話を学校で聞いても世界にはそんな人達もいるんだな、大変だなと、どこか他人事のように考えていました。しかし、今回実際に現地に行ってみて話を聞くうちに、自分は本当に恵まれた環境にいるということに気付かされました。自分は安心して住める家があって、道路も衛生環境も整っていて、優しい両親がいて、何不自由なく幸せに学校に通い、生活している。それが当たり前だと思っていたけれど、世界にはそれが当たり前ではない人がたくさんいることを感じました。でも、そんな不自由な中でも現地の人は笑顔で私たちを迎え入れてくれました。私達が支援することでこの笑顔がもっと増えたら、もっと幸せに生きられるようになったら良いなと感じたし、これから私も何か支援の手助けをしたいなと思いました。
・フィリピンでの出来事はもちろんどれも実りある学びになったのだが、何より、スタディツアーという形で日本の中・高校生たちと共に過ごすことができたことも私にとっては貴重な経験になった。中・高校生たちからみたフィリピン、感じたこと、考えたアクションなどは、大人の自分では考えなかったような柔軟な発想も多く、彼らから学ぶことも多かった。大人だけのツアーでは、こうした経験はできなかったと思う。こどもたちの中に大人としてまざるのはちょっぴり勇気がいることだったけど、参加してよかったーと思う。日本の未来は明るい!そんなふうに元気をもらえたツアーだった。
・ツアーでは自分の進路についても新たな選択肢を増やすことができました。進路に影響があるとは行く前は全く思っていなかったのですが、大人になってからも他の仕事をしながらでもボランティア活動や社会問題解決に向けて何かアクションを起こしたいと思うようになりました。また、ツアーを通して、皆、様々なビハインドを抱えてはいるけれど、相手の意見や思ったことを否定せずにまずは聞こうとする姿勢を持ち、分からないことやもっと知りたいことは積極的に質問して相手について知ろうとする姿勢が大切だと学びました。
今後も社会問題に関心を持ち続け、苦しい思いをする人を少しでも減らすにはどうすれば良いのかを考えていきたいです。
・現地の人たちと交流することや現地の環境を自分の目で見ることは、本やインターネットからは得られない沢山の経験と感情を私に与えてくれました。貧困の最中にあったり辛いバックグラウンドを持っていたりするにも関わらず、明るく楽しそうに笑っていて、私は“幸せ”とは何か、“豊かさ”とは何かを深く考えさせられました。
フィリピンと日本は違うのだ、フィリピンは日本のようになる必要はないのだと実感したのは2日目の振り返りの時間です。その日、私たちは食事の材料を購入するために現地の市場とスーパーマーケットを訪れていました。まだフィリピンに馴染めていなかった私は、市場の騒々しさや肉にハエがたかる様子に驚き、その後で訪れた日本のようなスーパーマーケットに安心したのを覚えています。その日の振り返りの時間、「スーパーは確かに清潔だったが、市場の賑わいが失われていた。あの活気を残しつつ、もっと衛生的な環境を整えるべきではないか。」という意見に出会い、衝撃を受けました。私は知らず知らずのうちに、自分の“豊かさ”を現地の人たちに押し付けようとしていたのではないかと気付かされました。フィリピンを日本のようにするのではなく、今あるフィリピンの良さを活かしつつ、より良い環境を作る手伝いをすることが真の意味での”支援”なのだと感じました。
今自分にできること
・自分が現地の人に直接会って、支援を届けることは難しいけれど、フィリピンと日本を繋げ、支援を届ける方法がいくつもあると思う。今までは知らなかったフィリピンの現状をこのツアーで知ることができて、関わりたいと思う気持ちが生まれた。この気持ちを原動力にして、周囲の人に体験を伝えたり、募金活動に参加したい。
・私はプレゼンが得意なので、スタツアで学んだことを学校でプレゼンにして話してみようかなと思っています。また、多くのことを知ることで自分の世界が豊かになるということをこのツアーで学んだので、今後もこういったプログラムに参加して様々な体験をしたり、テレビや新聞、本などで世界の色々な文化や考え方を知ったりする努力をしたいと思います。
・様々な情報発信の活動をしているので、日本語だけではなく英語も含めることでフィリピンの人たちに情報を届けられないかと思った。今回のスタディツアーで学んだことを様々な場所で発信、伝えていくこと。
視覚障害のある中、高校生など、障害があるからと躊躇している日本のこどもたちに、「私もいけたし、楽しかったからあなたもいっておいで!」と背中をおす。
フェアトレードのドライマンゴーを買う。
・ゲームが好き+地球温暖化やSDGsに興味がある→大人になったら、環境問題について学びながら進めていくようなゲームを作ってみたい
・学校でポスター(?)を掲示したいです!今先生に相談中(^-^)!!!
・自分は今年の10月にスピーチコンテストに出場するため、今回の出来事やそのことについての自分の考えを発表したいと思っている。自分は「虐待」に焦点を置いてスピーチをするため、ツアーの3日目と4日目の話を入れて、こんな子どもたちがいるため虐待などをなくしていきたい、と伝える啓発活動をする予定だ。
・フェアトレードの食品を食べる。使わない文房具などを寄付する。村の小学校支援のための募金をする。
・今は無理かもしてないけど、大人になったら自分で海外などに行って困っている人達を助けたいです!
参加を迷っている人へメッセージ!
・絶対に参加した方がいい!後悔は絶対にしません!自分も最初はいろいろ不安だったことはあったけど、いざ行ってみたらみんな初対面じゃないくらい明るくて、優しく接してくれます!スタッフの方々も話しやすくて、いい人達しかいません!
・私はこのスタディツアーで控えめに言っても、人生が変わりました。現地で様々な体験をして、それをみんなで振り返って、未来について考えるという経験は私にとって一生の思い出になりました。自分の将来についても考え直すきっかけにもなって、参加して良かったなと思っています!迷ったらまず参加してみてください!
・自分は初海外だったため緊張はあったものの特に心配もなく終わらせることができた。参加するか迷っている人は遠慮しないでぜひ参加してみることを強くお勧めする。
「参加してみな。人生変わるぞ。」
・今まで1週間家を離れたことがなくてほんとに不安だったけどいざ行ってみたらホームシックとかほんとになくて毎日が濃くて充実してました!
色々な問題を学べるだけじゃなく、いい友達とか色々見つかりました!!
・今でしょ?!迷っているなら、絶対、いくべし!こどもを参加させるかどうか悩むなら、参加させてあげてください。不安なことはすべてスタッフに相談すればOK!中・高校生のときにこのような経験ができることは何よりものプレゼントだと思います。
・本やインターネットから情報を得るのも良いですが、現地に行かなければ得られないものが沢山あります。素敵な方々に出会って、忘れられない体験をできるめったにない機会です。少しでも迷っているなら思い切って申し込んでみてください!
保護者の声
また支援活動や、社会問題にもさらに興味を持ったようで、現地で滞在しているトビタテで来ていた高校生にも刺激されたようでした。本人もどこかで、長期ボランティアにも行きたいと話をしています。
一緒に行った仲間、スタッフも最高だったそうです。
出会いによって人生は変わっていくと思います。この時期に素敵な仲間、大人と出会えて本当に良かった。
・まず社会問題を知り、意見交換しながら、自分にも何かできるのではないかと仲間たちと考えた1週間だったようです。現地からたった1行「人生変わったわ」とLINEが送られてきて、親としてはただただ、送り出してよかったという思いです。
・娘は当初想像していたよりも、はるかに多くの学びを得て帰国したようです。帰国後、現地で撮った写真を交えて、たくさんの気づきを共有してもらい、このプログラムに参加させてよかったと思いました。
・とても楽しかったと帰宅。初めはあまり乗り気ではなかったのに。全ての出会いが楽しく刺激的だったようです。
・最初は不安でしたが、帰国直後から「本当に楽しかった!現地の子たちもすごく可愛いし、運動神経もすごい」と興奮気味にいろいろ話してくれて、よい経験をしたんだなと嬉しく思いました。これをきっかけに、いろいろ関心を持ち自ら社会に関わっていってもらえたらと思います。
・旅では、生活インフラが整っていないこと、住居や食事の環境、生計の立て方など、日本との違いに強い衝撃を受けたようでしたが、仲間意識も芽生え、とても楽しく過ごせたようです。そして帰国後は、現地の方たちの生活の改善のために自分に何が出来るか、将来どのような道に進むのかを積極的に考えるようになりました。
・進路についても、ツアー後に学びたい事がみえてきた話していました。あと、フィリピンに住みたい!フィリピン人が大好きと。
一緒に同行した方達からも刺激を沢山頂いたようです。私も話をきいて刺激を沢山もらいました。
「フィリピンスタディツアー2025春」参加者募集中!
フィリピンスタディツアー2025春 子どもふれあい、国際協力について考えるたび
日程:2025年3月27日(木)〜4月2日(水)/6泊7日
場所:フィリピン(マニラ/オロンガポ)*成田発着
対象:中学生以上 *25歳以下優先
旅行代金:304,000円 *旅行代金に含まれない費用がございます。詳細はウェブサイトでご覧ください。
割引:早割-1月8日までのお申し込みで5,000円引き *併用不可
きょうだい割-同一住所のご家族2人以上のお申し込みでそれぞれ5,000円引き *併用不可
募集人数:18名(最少催行人数8名)
締め切り:2025年1月8日(水)23:59 第1次(早割締切)/2025年1月24日(金)17:00 最終締切