【フィリピンスタディツアー2024夏】報告Vol.1 ーDay1, Day2の様子
2024年8月1日〜7日に開催した「フィリピンスタディツアー2024夏」の報告ブログを、連載としてスタートします!
訪問先ごとに、参加者の生の声も掲載しています。素敵な学びや気づきをたくさん報告してくれています。
支援先であるフィリピンの様子が気になる方も、スタディツアーへの参加を検討している方も、ぜひお楽しみに!
~報告一覧~
・Day1~2
・Day3~4
・Day5~7
・参加者、保護者の声
報告「フィリピンスタディツアー2024夏」
Day1 (2024年8月1日)
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今回のツアーの参加者は、17名!南は宮崎県、北は青森県と全国各地から参加者が集まりました。
事前にオンラインでの顔合わせは行いましたが、全員がそろうのは当日がはじめてでした!元気にみんなで出発!
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お昼過ぎ、無事マニラに到着!フィリピンは雨季で、日本よりもすこーしだけ涼しい気候です。
車に乗り換え、 支援地のあるオロンガポへと向かいます。
初めての海外や、途上国への訪問。車の中からも様々な発見の声が聞こえてきます。
3時間半ほどの車での旅を経て、無事に支援先のゲストハウスに到着。初のフィリピンでのご飯をいただきました!
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夕食後は、参加者同士がお互いを知る時間を持ちました。
初めての全員集合ということで、まずは名前を覚えるアイスブレイクゲームをしたり、自己紹介、このツアーに参加しようと思った理由などを共有する時間を取りました。素敵な17人が集まりました!
また、訪問先で披露する出し物を、自主的にみんなで集まり練習していました!
Day2 (2024年8月2日)
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2日目は、まずはフリー・ザ・チルドレン・ジャパンのパートナー団体であるプレダ基金の活動に関しての説明を聞きました。
その後は、アエタ民族の村へ訪問&ホームステイへ向かいます!
訪問の前に、マーケットへ。村での食事のためのお米や鶏肉などの食材や、ホームステイ先へのお土産を購入しました。
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ご飯を食べたら、早速学校へ訪問し、3人ずつに分かれてクラスへ入りました。
一緒にダンスを踊ったり、折り紙を教えたり、持ってきたシャボン玉で遊んだり、日本語を教えたり…
みなさんたくさん子どもたちとコミュニケーションを取り、楽しい授業をしていました。素晴らしかったです!
授業が終わった後は、子どもたちに軽食を配給。暑い中大変でしたが、参加者からは「楽しい!」との声が。たくさんの子どもたちが集まり、バレーボールやおしゃべりをしたり、気が付けば夕方。
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みんなで夕ご飯の準備をしました。食材を切ったり、村の方々と一緒に食材を炒めたり。
バナナの葉をテーブルにフィリピンの伝統料理を手で食べることに挑戦!みなさん楽しんで食べていました。
夜はいきなり大雨が降り、ぎりぎりまで待ちましたが、ホームステイは中止に。村のコミュニティーセンターでみんな揃って宿泊させてもらいました。
子どもたちが大好きなみなさん。最後の最後の時間まで、現地の子どもたちと遊び、終始笑い声であふれていました。
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参加者からの報告~アエタ民族の村訪問~
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「先住民族」と聞くと、言葉も通じなければ生活習慣も異なる、どこかとっつきにくい民族のようなイメージを持っていました。しかし、アエタの人たちはとてもフレンドリーで、子供たちは色々なタガログ語を教えてくれて、私の中の先入観や偏見が崩れていくような感じがありました。先住民族の方々も、後で交流した都市のフィリピン人と変わらない、気さくで自由な人たちでした。
一方で、17歳で小学校の制服を着ている子がいたり、”smile”のスペルが分からないという大人がいたり、教育の機会やお金に恵まれていないことを実感する場面も多くありました。それでも、アエタの人たちは皆楽しそうで、自殺する子は1人もいないのだと聞いて、豊かさってなんだろう、幸せってなんだろうと考えさせられました。確かに日本は経済的に豊かで、教育の機会にも恵まれていますが、いつも時間に追われ、心に余裕がないように思えます。授業中に教室を出て行ったと思ったら他の子を連れて戻って来る子がいたり、近くの木に上って果物を採って食べたりするアエタの自由さは真の意味での幸せなのではないかと思いました。同時に、この子たちのために自分にできることは何があるんだろうと考えさせられました。
一方で、17歳で小学校の制服を着ている子がいたり、”smile”のスペルが分からないという大人がいたり、教育の機会やお金に恵まれていないことを実感する場面も多くありました。それでも、アエタの人たちは皆楽しそうで、自殺する子は1人もいないのだと聞いて、豊かさってなんだろう、幸せってなんだろうと考えさせられました。確かに日本は経済的に豊かで、教育の機会にも恵まれていますが、いつも時間に追われ、心に余裕がないように思えます。授業中に教室を出て行ったと思ったら他の子を連れて戻って来る子がいたり、近くの木に上って果物を採って食べたりするアエタの自由さは真の意味での幸せなのではないかと思いました。同時に、この子たちのために自分にできることは何があるんだろうと考えさせられました。
ゆま/高校生
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一番印象に残っているのは、ご飯を食べる子供達の姿です。配給したお米のスープを一滴残らず大切に食べて、そのボロボロの紙コップを持って帰っている幼稚園生がたくさんいました。その姿が帰った今も頭に焼きついています。ご飯を食べることのありがたみを日々感じているんだと思った反面、自分のご飯を食べることへのありがたみが足りていないことを深く痛感しました。
そんな子供達の遊びはとてもユニークでした。ビーサンを缶に投げて当てるゲームです。裸足で駆け回る子供達の姿が可愛すぎました。その遊びを見て、子供達のクリエイティブな力を感じました。有るものから娯楽を生み出す能動的な暮らしっぷりで、受動的に娯楽のサービスを受けるだけの自分との違いを感じました。そういった力は大切だと思います。
また子供達に将来の夢を聞いてみると、医者だと言う子が多くいました。それを聞いた僕は感心したと同時に教育環境の不十分さが頭に浮かびました。せっかく夢があっても、お金がなくて高校大学に行けないと難しい面があると思います。もっと簡単に学びが受けらる環境にしていかないといけないと思った瞬間でした。
他にもバスケしたり、木下で喋ったり、夜大声ではしゃいだり、いろんなことをしました。
本当にありがとうございました。また会いたいです!
そんな子供達の遊びはとてもユニークでした。ビーサンを缶に投げて当てるゲームです。裸足で駆け回る子供達の姿が可愛すぎました。その遊びを見て、子供達のクリエイティブな力を感じました。有るものから娯楽を生み出す能動的な暮らしっぷりで、受動的に娯楽のサービスを受けるだけの自分との違いを感じました。そういった力は大切だと思います。
また子供達に将来の夢を聞いてみると、医者だと言う子が多くいました。それを聞いた僕は感心したと同時に教育環境の不十分さが頭に浮かびました。せっかく夢があっても、お金がなくて高校大学に行けないと難しい面があると思います。もっと簡単に学びが受けらる環境にしていかないといけないと思った瞬間でした。
他にもバスケしたり、木下で喋ったり、夜大声ではしゃいだり、いろんなことをしました。
本当にありがとうございました。また会いたいです!
たいかん/高校生
・Day1~2
・Day3~4
・Day5~7
・参加者、保護者の声