【FTCJ子どもアンバサダーリレーコラム】 Vol.7「全ては些細な奇跡から」
当団体の子どもメンバーの代表であるFTCJ子どもアンバサダーによるリレーコラムの第7号です!
テスト期間などもあり1ヶ月ほどお休みいただいていました!
リレーコラムって?
FTCJ子どもアンバサダーが執筆したコラムを2週間ごとに投稿していきます。
テーマは「子どものわたしが伝えたいこと」。
子どもアンバサダーの皆さんに自由に発信していただける場であり、
自分が感じていることやアクション、やってみたいこと、興味のあることなどから自分でテーマを見つけ、読者の皆さんに伝えたいことを書いていただきます。
《リレーコラム一覧》
〜子どものわたしが伝えたいこと〜
<リレーコラム Vol.7「全ては些細な奇跡から」>
今回の執筆者は、中学生の刈屋彩乃さんです。
今年6月に行われた子どもの権利条約に関する院内集会や教育に関する院内集会への参加、
『生活教育』への寄稿など、積極的に活動している彩乃さん!
今回は、「全ては些細な奇跡から」についてコラムを書いてくれました。
奇跡は身近なところに?彩乃さんに起きた奇跡とは?…ぜひご一読ください!
彩乃さんの言葉
「世界のみなさんさんこんにちはFTCJアンバサダーの刈屋彩乃です。
今回のリレーコラムで私が伝えたいことは「奇跡をみつけて」ということです。
是非最後まで読んでくれると嬉しいです。」
「全ては些細な奇跡から」
気づけないだけで、今があるということは奇跡の連続なのである。
私はずっと自分が“これだけは何があってもやりたい”と思えるものに気づけずにいた。
でも、今の私は断言できる。
『世界中の子どもが教育を受けて夢をもてるようにしたい』
これが私のやりたいこと。
私にこんなにも大きな夢ができたのは、友達からの誘いという奇跡からだった。
中学1年生の時にFTCJで行われるテイクアクションキャンプに参加し周りの同年代の参加者に刺激を受け、
共に活動をしながら、少しずつ自分がやりたいことがわかってきた。
もし、私がFTCJを知らなかったら、一緒にアクションを起こし、学び合う仲間とも出会えなかったと思うと奇跡を見過ごさなかった自分を褒めてあげたい。
世界には1億6000万人の児童労働者がいるといわれている。
数にカウントされない、見えない所で働いている子どもも大勢いると思う。
さらに、新型コロナウイルスによって貧困地域での集団感染などにより、子どもが働く現状はさらに深刻化すると思う。
私が掲げるのは夢であり、この児童労働の現状は事実である。
夢を現実にするためには何が必要か私は考えた。
私が出した答えは、小さくても実行可能なことから始めてみることだ。
まずはフェアトレード商品を購入すること、自分の活動を発信すること、勉強を頑張って小学校の先生になること、
そして世界中の子どもが教育を受けられるように活動していくことだ。
私一人のチカラだったら夢が漠然とした夢で終わっていたと思う。
でも、FTCJの仲間に出会って、私は仲間とアクションを起こすチカラを知ったからこそ、この夢は実現すると信じることができている。
小さな奇跡が、小さな一歩が自分の人生に虹をかけてくれる大きな奇跡になることを実感している。
大きな奇跡が起きるまで、10秒かもしれない、1ヶ月かもしれない、10年かかるかもしれない。
でも大切なのは日常にある小さな奇跡を見逃さず、一歩ずつ自分を見つけて前進していくことだと思う。
【余談】
私はお菓子作りが大好きで、学校の授業で”フェアトレードお菓子の新商品開発”というテーマで研究をしています。
学校の生徒にアンケートをもとに家に常にある材料の上位のもの、そしてフェアトレードチョコレートを買えば電子レンジで簡単にできるブラウニーのレシピを考案しました。
たった4つの材料とチョコレート10分の時間があればブラウニーが作れちゃいます。
STAY HOMEでなかなか外出ができない今にぴったりです。
この機会にフェアトレードの美味しいチョコを買って美味しいブラウニーを作って、児童労働のない世界を目指しませんか?
詳しい作り方、買ったチョコレートなどについては以下のURLをクリックして見てみてください!!
▷▷https://ftcj.org/wp/wp-content/uploads/2021/07/ブラウニーの作り方☀.pdf
【作り方動画】
児童労働についてもっと知りたい方はこちらの記事へどうぞ↓↓
次回は小学生メンバーゆうへバトンパス!
2週間後、お楽しみに〜!