【報告】2025年度1-3月期のWe are the MOVEMENT

We are the MOVEMENT」は、子どもや若者が社会問題を自分ゴトとして考え、一人ひとりがアクションを起こす社会を作るべく、子ども若者自身が様々なソーシャルアクションに挑戦するものです。公募により選ばれたアクションは、立案者自身が企画・主催をし、本プロジェクトの一環として、大東建託グループみらい基金などの助成、認定NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの運営補佐のもと実施されます。

We Are The MOVEMENTは1-3月、4月-7月、8月-12月の3つの区間にわけて、活動を進めております。
子どもや若者が応募するアクションにはフリー・ザ・チルドレン・ジャパンのスタッフがメンターとして伴走し、アクションの企画から実施までサポートを行っています。


今回は2025年1月-3月期のWe Are The MOVEMENTについてご報告します。
今期は「狂犬病ワクチンの啓発」「子どもの権利学習の促進」「子どもの権利ロビイング」「多摩ファミリーフェス出展」の4件のアクションを採用しました。

狂犬病ワクチンの啓発では、応募された方がなぜ狂犬病ワクチンの啓発を行いたいと考えたのかをメンターであるスタッフの鈴木がオンラインでお聞きし、問題意識を深める機会を提供しました。また、狂犬病についての理解促進とお住いの地域や学校を軸に仲間を集める方法について学習を進めました。「どのようにしたら仲間を見つけられるのか」という問いに対して、「コミュニティ・オーガナイジング」の手法を用いながら理解を深めるお手伝いをメンターは行いました。

「子どもの権利ロビイング」では、スタッフの鈴木がメンターを担当し、3月23日に「中高生でプロデュース✨子どもの権利のパンフレットをつくろう!」と題したオンラインイベントの開催をサポートいたしました。企画の構成と当日の実施においてメンターはサポートを行いました。

【報告】3月23日(日): 中高生でプロデュース✨子どもの権利のパンフレットをつくろう!(We are the MOVEMENT )

「子どもの権利ロビイング」では、子どもの権利についての働きかけを行う際に重要となる議員や地方自治体職員に対する働きかけの方法について、メンターであるスタッフ鈴木を講師にした学習会を開催しました。政治や意思決定への働きかけであるロビイングの手法を応募者は学びました。

【報告】3月23日(日):guimauve子どもの権利勉強会(We are the MOVEMENT)

「多摩ファミリーフェス出展」では、フリー・ザ・チルドレンジャパンが主催するテイク・アクション・キャンプ・ジャパンをきっかけに集まった大学生や既卒者のメンバーによるグループである”FTCJユースひろば”のメンバーを対象に、4月26日に開催された多摩ファミリーフェスでの出展に向けたサポートを行いました。特に、フェス内のワークショップで行った演劇を使った啓発手法について、過去に実施経験のあるスタッフの長沼がメンターとして丁寧に共有しつつ、開催までの準備に伴走しました。オンラインでの打ち合わせだけでなく、対面形式の稽古を通じてワークショップのノウハウをお伝えしました。

【報告】4月26日(土): 多摩ファミリーフェスタ2025(We are the MOVEMENT )

 

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは、子どもや若者によるアクションに長年従事し、伴走支援に長けたスタッフが複数在籍しています。
We Are The MOVEMENTでは、こうしたスタッフが伴走者となり、子どもや若者のアクションを通じて社会を変えたいという気持ちのお手伝いを行います。
アクションは通年で募集受付を行っています。
ぜひアクションをしたいという思いのある子どもや若者のみなさんはご応募いただければ幸いです。

アクション応援助成:We are the MOVEMENT特設ページ


・謝辞

※本企画は、大東建託グループ みらい基金の助成、認定NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの
運営補佐のもと実施されている、「We are the MOVEMENT」の一環として開催されています。
「大東建託グループみらい基金」による助成ご協力に、心より感謝いたします。