国内事業

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは、災害によって被災した子どもへの支援や、貧困や虐待、いじめなどによって権利を奪われ困っている日本の子どもたちを応援する活動に取り組んでいます。

 

被災した国内の子ども支援(過去の事例)

東日本大震災支援

2011年より、東日本大震災によって被害を受けた子どもを対象に、下記のような教育支援に取り組んでいます。

ご協賛:株式会社チャンピオン美容室、パルファン・クリスチャン ・ディオール・ジャポン株式会社
助成支援:Give 2 Asia

2011年 福島県相馬市へ扇風機を寄付

福島では地震や津波の被害に加え、放射能汚染の被害などがあったため、 相馬市の幼稚園、小中学校、高校など28の学校に通う約5,000人の子どもに対し300 台の扇風機を送り、窓を開けずに放射能を心配せず授業を受けられる安全な環境づくりをサポートしました。

2012年 福島県相馬市の小学校へ原釜太鼓を寄付

相馬市の沿岸部にある中村第二小学校は津波で大きな被害を受けました。学校にあった太鼓が流されたり、壊れたりして使えなくなってしまったため、新しい太鼓を送りました。「子どもたちはまた太鼓を演奏することができ、みんなの励みになった」と校長先生からお礼の言葉をいただきました。

2013年~ テイク・アクション・キャンプへ招待

2013年からカナダと日本で毎年行われるテイク・アクション・キャンプへ、東日本大震災の被災地域の在学者を無料で招待するキャンペーンを実施しています。このキャンプでは、ワークショップやディスカッションを通じて、子どもや若者が社会で起きている問題を知り、その解決に向けて自らがどうアクションをおこすか考え、より良い世界をのために活動するためのノウハウを学びます。被災地で暮らす子ども達はこのキャンプへの参加を通じて、社会に対して自分にできるアクションを考える場となりました。

2013年~出張授業の実施

2013年から被災地域へ無料で出張授業を実施するキャンペーンを実施しています。
相馬市の小学校で実施した授業では東日本大震災後にフィリピンのスラム地域に住む人々から被災者のために寄付とメッセージボードが届いたことを紹介しました。

すると生徒の中から

「フィリピンで台風の被害に遭った人々に対して、今度は私たちにできることを何かやってみたいと」いう意見が寄せられ、フィリピン台風の緊急支援のために書損じハガキを集める活動が始まりました。そして、なんと1500の書損じハガキを集め、当団体に送ってくださいました。

2014年~子どもの権利委員会との対話

2014年子どもの権利条約25周年記念して開催された国連・子どもの権利委員会とのオンライン対話の場で、日本の子どもが抱える貧困問題や学校のありかたについての課題、また原発についての思いを伝える場を提供しました。

参加した福島県出身の高校生は子どもの権利委員会の委員に対したこんな言葉を投げかけました。
「日本は昔、広島と長崎に原爆を投下されました。そこで原子力の恐ろしさを恐ろしいほど実感したはずです。それなのに今は福島で原発が問題となり、多くの人が避難しているという状況です。 これは意識が完全に低くなってしまった決定的な証拠ではないでしょうか。今回は福島でこのようなことが起こったけれど、いつどこで同じような事故が起こるかわかりません。今日、または明日起こるかもしれないのです。このような危険性があるということを私たちの意識下に置くことが今必要な事だと思います。」

2015年~国連防災会議への出席

2015年3月15日に開催された国連防災会議パブリックフォーラムでフリーザ・チルドレンもイベントを開催しました。当日集まった100名以上の参加者に対して、東日本大震災で被害を受けた子ども達の生の声を届けました。

相馬高校で福島の現状を表現した演劇の脚本演出担当者と元相馬高校放送局長の大学生、現役の相馬高校放送局の高校生、宮城でグループを立ち上げ「被災地の実情を、高校生の視点で、高校生の声で伝える」活動をしている佐藤望叶さん(高校2年生)、震災を機に社会のためにアクションを起こし、様々な団体に関わっている山田耕太郎くん(高校1年生)が登壇し、震災を経験した子ども・若者は、今どういう思いなのかを語りました。自ら被災し苦しみの中にある中で、自分にできることを見つけて活動してきた彼ら。

その当事者である彼らは、「高校生の中にも復興に向けて頑張っている人がいる。もっとそういう人を知ってほしい」「子ども・若者も受け身ではなくて、自分に何ができるかを考えなければならない時がきている」と訴えかけました。参加者の方々からは震災を体験した子どもや若者が、その地域が抱える問題を自ら解決しようと声を上げ、活動している様子をみれて、とても勇気づけられ、自分でも何かしたいと強く思いましたという感想を多数頂きました。

熊本地震支援

 10トントラックいっぱいにして☆熊本のママたちへ安心安全の食べ物をおくろう!(緊急支援)

2016年に九州地方で発生した地震によって被害を受けた熊本の方を対象とした緊急支援として、アレルギーに配慮した食料品や、その他救援物資を熊本の避難所に届け、支給しました。

そのほかの避難所では炊き出しを行ったり、熊本の企業から敷地の提供のご協力を得て、物資の積み下ろしや配給などを行いました。

主催:MARIAプロジェクト 代表 永野恵理(FTCJ理事)
共催:NPO法人チルドリン、ORGANIC SEED CLUB、クラブ・ワールド・ピース・ジャパン、NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン

協力:中小企業同友会八千代支部の仲間たち
アースデイ・マーケットくまもと
熊本支援チーム、 Free The Children Japanくまもと
物資の仕分け、積み込み、手作り等をして下さった関東在住の皆さま(ママネットワーク)

寄附:株式会社チヨダ