【今日は何の日?】11月20日:世界子どもの日/World Children’s Day

11月20日:世界子どもの日
World Children’s Day

1954年に国連総会で制定された、世界の子どもたちの相互理解と福祉の向上を目的とした国際デーです。後に1959年のこの日に「児童の権利に関する宣言」が、その30年後の1989年のこの日に「児童の権利に関する条約(子どもの権利条約)」が国連で採択されました。

 

実は、この国際デーとは別に、国ごとの「こどもの日」もあります。1954年に、国連から全加盟国に「世界のこどもの日」を制定するよう勧告が出されました。なお、日付は指定していないため、4月23日、5月5日、6月1日、11月14日、11月20日など、国ごとに定めている「こどもの日」はそれぞれ異なるほか、祝日としていない(平日としている)国や、日付を固定していない国もあります。(気になる方は「こどもの日 海外」などのキーワードで検索してみましょう)

(補足)
上記の6月1日は、国際連合が前身の国際連盟だった1925年当時に定めていた「国際子どもの日」に由来します。
名称がほぼ同じなのでややこしいのですが、6月1日は「国際子どもの日/International Children’s Day」、11月20日は「世界子どもの日/World Children’s Day」と呼ぶことで区別しています。

子どもの権利は、すべての子どもが生まれたときから持っていて、子どもである限り、何度でも使うことができる「チケット」のようなものです。(子ども=18歳未満のこと)
大きな4つの柱は、「生きる権利」、「育つ権利」、「守られる権利」、「参加する権利」です。

子どもの権利条約(当団体による和訳版)全文、クリック・タップで拡大 (C)FTCJ

世界の子どもたち、特に貧困で苦しむ子どもたちは、どの権利が守られていないでしょうか?
また、日本の子どもたちは、学校生活や日常生活で、どの権利が守られていないでしょうか?

もしかしたら、「おかしいな」「苦しいな」と感じるときは、子どもの権利が守られていない状態かもしれません。自分や世界の子どもが持つ権利について考えてみませんか?
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できることから始めてみよう!

<関連コンテンツ>
・子どもの権利条約解説動画(詳細・クレジット表記はこちら

・子どもの権利解説ページ

子どもの権利(けんり)

・高校生の子どもメンバー(制作当時)がイラストを描いて完成した教材:知ろう!「子どもの権利条約」カード付ハンドブック
pdf版は無料、冊子版は税込500円、(C)FTCJ
・当団体が実行委員をつとめているネットワーク「広げよう!子どもの権利条約キャンペーン」
©広げよう!子どもの権利条約キャンペーン

<引用>

国連HP「World Chikdren’s Day 20 November」(英語)
公益財団法人 日本ユニセフ協会HP「11月20日は「世界子どもの日」」