【報告レポート】こども家庭庁主催『こども意見ファシリテーター養成講座』【応用編】講師を担当しました
1月26日、子ども家庭庁大会議室で開催された「こども意見ファシリテーター養成講座【応用編】」の講師を担当しました。
本講座は、昨年6‐7月に東京と大阪で開催された【基礎編】に続く内容で、少しくせのある摸擬会議のファシリテータを担当したり、実際のこどもの意見聴取の場で起こる具体的な事例を取り上げて、こども対応の検討やその時に感じる気持ちなどを体感しました。
講座には全国の自治体の子ども・若者担当課や、児童館、子ども支援NPOなどから30名が参加。【基礎編】を受講されたり、実際に子ども会議を運営された方が対象でした。事前にアンケートで伺った内容に付随したテーマ設定や解説も入れ込ませていただき、現場での課題や疑問を今回の【応用編】で解決できたという声も多く、大変好評をいただきました。
午後の部では、事例共有会として、2つの自治体の担当者様より実践事例を発表していただき、ファシリテーターを務めました。企画の概要や注力したポイント、実践を経ての疑問や課題などを共有し、その後は、参加者全体から集まった疑問や課題に対して、自治体の方、子ども家庭庁の職員から意見をいただきました。なかなか日ごろは聞けない費用のことなど、対面ならではの一歩踏み込み合えた場になったように思います。
私たちのファシリテーションでは、「この子の声を聴きたいな!と思うこと」を何よりも大切にしていますが、今回ご参加いただいた皆様にもそのメッセージは強く伝わり、全国にたくさんの仲間が増え、繋がり合えた場に関わらせていただいたことは、とても光栄な時間でした。
フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは、本講座同様の、行政や民間の子ども支援団体の皆様に向けた、子どもの意見聴取に関するファシリテーター養成講座の企画・運営を承っています。プログラムはご要望に合わせて構成が可能です。ただいま講座開催に向けた無料オンライン相談を実施しております。この機会をぜひご活用ください。
ファシリテータ―養成講座
「子どもの権利と意見聴取」研修プログラム
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