8月2日(水) に「フリー・ザ・チルドレン活動報告会 2023夏」をオンライン（zoom）で開催し、40名の方にご参加いただきました。今回は、当団体の「WE Movement（啓発）事業」や「Free The Children Program（国際協力事業）」についてアクションを起こした、子どもやユースのメンバーからも報告をしてもらいながら実施しました。

 

▼WE Movement（啓発）プログラム報告

まず、2023年に入って取り組んだ子どもやおとなに対して実施した啓発プログラムについて事務局長の出野から報告を行いました。その中で実施した子どもや若者が企画し事業を子ども主体で実施することを伴走しながら応援する「We are the MOVEMENT事業」に特に焦点を当てて報告をしました。その活動事例として、「We are the MOVEMENT ミニアクション」の「バラ★フレ 運営チーム」のもえかさんから、活動を企画したきっかけや工夫した点、反省点など詳しくお話しいただきました。

 

▼「Free The Children Program（国際協力）」報告

フリー・ザ・チルドレンとして実施しているフィリピンやケニアでの国際協力活動に加え、ウクライナ難民支援について、代表の中島から報告を行いました。その中でも特に今回はフィリピンの支援先を訪問し、現地の子どもたちと交流したり、先住民族の村にほーむすちをしたり、NGOの活動を学んだりすることができる「フィリピンスタディーツアー」に今年参加したゆあさんと坂本奈々美さんから、ツアーに参加して感じたこと、学んだことについてそれぞれお話しいただきました。

 

▼フィリピンスタディツアー2023に参加したメンバーからの現地訪問報告

ゆあさんからは、マニラのスラム地域でのプログラムについて、印象的だったことエピソード やツアーに参加した感想、今後の展望など詳しくお話しいただきました。坂本奈々美さんからは、訪問先の「PREDA基金」について、感想や印象的だったエピソードなどお話いただきました。登壇したメンバーから、実際の体験談をお話しいただき、現地を訪問することで見えてきた発見や学びがあったことがわかりました。

 

 

▼報告会へ参加した参加者からは、下記のような感想が寄せられました。

「FTCJのみなさん、もえかさん、ゆあさん、ななみさん、ありがとうございました。初めて参加させていただきました。たくさんの勇気をいただきました。」

「何かをしたいっていう想いを持っている人をエンパワーできる仕事がしたいと自分の原点を再確認させてもらいました。感じたことや自分の想いを行動にしようとしているユースがいることに自分も「よし頑張ろう！」と勇気をもらいました。参加してよかったです。ありがとうございます。」

「発表してくれた高校生、大学生の方が自分と少ししか変わらない年齢なのにとてもしっかりした方たちで尊敬できるしとても勇気や活気がでて本当に良かったです。」

「実際に現場に行く活動は、ただ話を聞くのとは違う深い学びがあったり、共感できていいと思いました。今回当事者の声を聞けていい経験になりました。特に、子どもたちも一緒に考えているというところで、魅力を感じました。世界全体の人の考え方がそうなるといいなと思いました。」

「年齢は異なりますが、同じ学生という立場で、様々な活動をされていることを聞き、社会問題としての学びと、自分自身も何か活動を起こしたいという気持ちがあったため、とても勇気をもらいました。直接現地に行き学ぶことの大切さや自分が良いとおもって行っていることが実は現地では問題が生じさせている可能性があるという気づきがあり、これからそのようなことも心に留めながら学んで行動していきたいと思いました。」

などたくさんの素敵な感想をいただきました。

 

ご参加くださった皆さま、登壇して活動への想いや感想を発表してくださったメンバーの皆さん、ありがとうございました！！

 

 

アーカイブ動画

活動報告会での発表内容をアーカイブ動画をUPしましたので是非ご覧ください。

 

支援のお願い

最後に、代表の中島から子ども自身が「世界は変えられる」と信じ行動できる社会をつくるためにキッズパワーサポーターにぜひ登録していただきたいというお願いの場をいただきました。サポーターとして団体を引き続き応援していただければ幸いです。「フリー・ザ・チルドレン活動報告会」は今後も不定期に実施していく予定です。

 

全国からオンラインでご参加いただいた皆様、いつもご支援くださっている皆さま、本当にありがとうございます！