【FTCJ子どもアンバサダーリレーコラム】Vol.15「ぼくのきっかけと恩送り」

当団体の子どもメンバーの代表であるFTCJ子どもアンバサダーによるリレーコラム第15号です!

子どもアンバサダー2021-22による5つ目のコラムです!

 

リレーコラムって?

FTCJ子どもアンバサダーが執筆したコラムを2週間ごとに投稿していきます。
テーマは「子どものわたしが伝えたいこと」。
子どもアンバサダーの皆さんに自由に発信していただける場であり、
自分が感じていることやアクション、やってみたいこと、興味のあることなどから自分でテーマを見つけ、読者の皆さんに伝えたいことを書いていただきます。
《リレーコラム一覧》


 〜子どものわたしが伝えたいこと〜
<リレーコラム Vol.15「ぼくのきっかけと恩送り」>

 

今回の執筆者は、中学生のきよたかさんです。

きよたかさんは、昨年から、子どもの権利条約フォーラムこども家庭庁に関するシンポジウムへの登壇、
野田聖子大臣との意見交換会への参加など、子どもの権利に関わる活動を積極的に行なっています。

さらに、自分の住む地域を選挙区とする議員に手紙を書く、政策提言の活動にも挑戦しました。

11/20世界子どもの日。選挙区の議員に手紙で政策提言をした中学生のメンバーから報告がありました。

今回は、「ぼくのきっかけと恩送り」についてコラムを書いてくれました。

きよたかさんはなぜたくさんの活動に参加するようになったのか…ぜひご一読ください!

 

きよたかさんの言葉

「ぼくは中学2年生の子どもアンバサダーのきよたかです。
今までのぼくは、社会問題についてあまり興味がなかったし、知ろうともしませんでした。
そんなぼくがなぜ、子どもアンバサダーに立候補して今楽しく活動しているかなどについて、
書いてみました。
子どもや大人の人など、様々な人たちに読んでもらいたいので、よろしくお願いします。」


「ぼくのきっかけと恩送り」

ぼくは生まれたときから好酸球増多症という病気があって、何度も入院してきました。
今まで、病院のお医者さんや看護師さん、学校の先生、放課後等デイサービスの先生たちなどの
たくさんの人たちに助けられてきました。
だから今度は、ぼくが誰かの役にたてるようにしてありがとうの気持ちを伝えたいです。

 

世界中の子どもたちが幸せになれるような何か小さなことでもやっていきたいと思って、
フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの子どもアンバサダーの活動をやっています。

 

ぼくが初めて参加したフリー・ザ・チルドレン・ジャパンのオンラインキャンプで、
世界の貧困の子どもたちの様子を見て、とても悲しくなり涙が出て、
その時こういう子どもたちが1人でも幸せになれるといいなと思いました。

言葉や文字で貧困や児童労働を見る機会があっても、あまり印象に残らなかったけど、
実際に映像を見ると、本当に起こっていることなんだなぁと思い、心が苦しくなりました。

 

それがきっかけで社会問題に興味を持って過ごしていると、いろいろな世界が見えてくるようになりました。
それは、世界のことだけじゃなくて、日本のことも見えてくるようになりました。

 

 

今通ってる中学校でフリー・ザ・チルドレン・ジャパンが販売している
フェアトレードチョコレートのことを校長先生に話をしたら、先生たちに話をする機会を作ってくれました。

 

そしてぼくが学校の先生たちにチョコレートの販売をしていいか、校長先生にお願いをしました。
そしたら、「いいよ」と言ってくださったので今チョコの販売中です。

校長先生はぼくがやりたいと考えたチョコの販売を許してくれたり、
子どもの権利条約のことも学校で何ができるか一緒に考えてくださったりしています。

 

 

最後にぼくからみんなに伝えたいことがあります。

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンのミッションは、
「子どもには世界を変えられない」という考え方から子どもを自由にするということなので、
小さなことでもアクションを起こせば、必ず何か変化が起きるということをぜひ、体験してみて下さい!

 

これからもこのフリー・ザ・チルドレン・ジャパンの子どもアンバサダーのメンバーとして、
社会問題を考えて楽しくアクションを起こしたりして、頑張りたいです!


次回は、中学生のゆうにバトンパス!

 

それでは次回もお楽しみに〜!