【報告】With Refugees’ べんきょう会(We are the MOVEMENT 2021-2022)
フリー・ザ・チルドレン・ジャパンは、2021年度も大東建託グループみらい基金さまからの助成を頂き、子ども・若者のソーシャルアクションイベント開催を応援する「We are the MOVEMENT 2021-2022」を実施しています。
この度、プロジェクトメンバーからイベント開催報告が届きました!
【アクション実施報告】
10月30日(土)に With Refugees が入管問題に関するイベント実施しました。イベントには4名の方にご参加いただきました。
【企画・アクション内容報告】
第1部では、アイスブレイクで参加者同士の仲を深めた後、ゲストスピーカーのBONDの方から入管問題についてのお話を伺いました。その後、第2部では1部で伺ったことを基に、以下のテーマでディスカッションを行いました。
① 「ゲストの話を聞いて感じた事」
ディスカッション内では、直接当事者の方からお話を聞くことで共感したり、問題に興味を持つことができるのではないかなど、当事者の方のお話に耳を傾けることの大切さを話し合いました。
② 「入管問題に関してこれから起こせそうなアクション」
時間のかかりそうな大きなアクションから身近にできそうなアクションまで、色々な種類のアクションの案を考え、その中でも「SNSで広める」や、「周りの人に伝える」などの明日からでもやれそうなアクションプランもたくさんでてきました。
【参加者アンケート】
・新聞やネットで入管問題について知るよりも実際に当事者の方と交流できたからこそ、この問題に初めてちゃんと触れることのできたような感じがした。
・ディスカッションのようにこの問題について、どんなことができるかを考えて初めてこの問題を解決できるきっかけを作れるのだと思う。
・自分にできることをこれからもやっていかなきゃならないんだ、という義務にも感じられる責任感を感じました。日本人であれば、やはり責任を持つべきである問題だと改めて思いました。
・知り、勉強し、考え、行動に移すことが大切だと思います。自分でどれだけ勉強しても、社会を変えるための行動に移さなければ何も変わりません。おかしいことに声を上げること、社会的弱者・被害者の声を拾うことはとても重要です。
【イベントを実施してみて】
今回のイベントを通して、参加者の方に「新聞やネットの情報だけでなく実際に話す事でこの問題を身近に感じることができた!」と仰っていただき、私たちWith Refugeesも実際にオンラインなどで話を聞いたりディスカッションをしたりすることの大切さを改めて感じました。
また、最後にはみんなで入管問題に関して起こせるアクションを考えた時に、あまり身近ではないかもしれないこの入管問題について、気軽に起こせるアクションの案がたくさん挙がったので、今回参加したみんなが各地でアクションを起こしていけるといいなと思います!
【今後の活動】
私たちWith Refugeesでは、年内に日本の法務委員会などの行政機関へ入管施設(出入国在留管理庁)での人権侵害について提言を行う予定です。
提言に向け、24歳以下のみなさまを対象としたアンケートで、この問題に関するご意見を募集しております(11月30日まで)。
アンケートの詳細は以下のサイトをご覧ください!(アンケートは日本語版、やさしい日本語版、英語版があります。)