【今日は何の日?】8月12日:国際青少年デー / International Youth Day

8月12日:国際青少年デー
International Youth Day


1985年のこの⽇、世界の問題を解決するためにユース(若者・⻘年)の⼒を活かそうと呼びかける 「国際ユース年」が始まり、1991年にオーストリアのウィーンで開された第1回「国際システムにおける世界青少年フォーラム」に出席した⻘年たちがこの⽇の制定を提案、1999年の国連総会で国際デーとして制定されました。

「変化・アクションを起こす」「子ども・若者の力」とは何か一緒に考えませんか?
国際青少年デーの無料教材はこちら

 

<もう少し解説>

・制定経緯詳細

クリック/タップで展開

1985年、世代間の対話と相互理解を目指すと同時に、平和から経済開発の推進に至るまで、人類の直面する課題を克服する上で、世界のユース(青少年)の持つエネルギーと創造性、自発性を生かすよう呼びかける[2]「国際ユース年(International Year of Youth)」が8月12日[1]から1年間、国連で実施されました。(2回目はそれから25年後の2010年)

 

1990年代に入ると、「国際青少年デーを8月12日に制定しよう」「青少年に関する様々な社会問題を改善・解決するための政策ガイドライン:青年に関する世界行動計画を決めよう」という2つの動きが起こりました。国連広報センターの説明(古いプレスリリース)を引用・補足しつつ、それぞれの経緯を時系列ごとに表へまとめました。

国際青少年デー制定 「青年に関する世界行動計画」採択
1991年5月27~29日にオーストリアのウィーンで開催された第1回「国連システムにおける世界青少年フォーラム」に出席した青少年たちが、8月12日に「国際青少年デー」を設けるよう勧告しました。[3]
1995年の第50回国連総会で「青年に関する世界行動計画」が採択され、教育・雇用・飢餓と貧困・保健・環境・薬物乱用・少年非行・余暇活動・女児と若い女性・参加・グローバリゼーション・情報通信技術・HIV/エイズ・若者と紛争・世代間関係の15の優先領域の課題を改善・解決するための国内行動や国際支援に関する政策枠組みとガイドラインが定められました。[4][5] (現在は教育、雇用、飢餓と貧困、健康、環境、薬物乱用、青少年の非行、余暇の活動、少女と若い女性、社会生活ならびに意思決定における青少年の完全かつ効果的な参加の全10分野になっています)[3]

1998年8月8日、ポルトガル政府と国連の共催で「第1回青少年に関する世界閣僚会議」をリスボン(ポルトガルの首都)で開催し、8月12日を「国際青少年デー」と宣言する決議が採択され、翌1999年の第54回国連総会で「8月12日を国際青少年デーとする」ことと、「青年に関する世界行動計画」を広く知ってもらうための広報活動を世界中で行っていくことが決まりました。[3][6]

 

現在では、各国の政府/行政やおとなが子ども・ユースにまつわる社会問題により着目してもらうために、国連が毎年異なるテーマを掲げ、世界中で国連が掲げたテーマに沿ったイベント・セミナー・会議などが行われています。

・過去のテーマ


できることから始めてみよう!

<関連コンテンツ>

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンとは

4つのアクションのステップ

活動のヒント

・行動を起こした人が集う「チェンジメーカー・フェスⓇ」


フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは、国連で定められている「国際デー」などを参考に、1枚10分以内で考えられる無料の教材を作成しました。
↓こちらのリンクからご覧いただけます。↓

今日は何の日!? 国際デーから世界のことを考えよう!

ディスカッションのテーマとして、子どもが国際に興味を持つきっかけに、
授業の冒頭での活用など、たくさんの場面でご活用ください!

★教職員向けの教材・サービスはこちら

教職員の方へ


引用