【キャンペーン】SDG4教育キャンペーンにて政党との対話を実施

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは、すべての人々が教育を受ける権利を受けられるよう、持続可能な開発目標(SDGs)の教育目標の達成を目指す「SDG4(エス・ディ・ジー・フォー)教育キャンペーン」に実行委員会として参加しています。

以前の投稿でお知らせしました通り、SDG4教育キャンペーンでは、主要政党に対して国内外の教育に関する政策に関するアンケートを行い、政党名を伏せた上でオンライン投票を4月1日から5月31日までの間に行いました。また、キャンペーンにかかわる団体で活動する子どもや若者に呼び掛けて、政党に子どもや若者から国内外の教育政策に対して意見を伝えるメンバーを募集し、6月にオンライン上で話し合いを行いました。話し合いを受け、子どもや若者の一員として、キャンペーン実行委員会と共におもな政党に対して訪問し、7月に対話を行いました。

7月15日(水)には、公明党と社会民主党と参議院会館にてそれぞれ対話の機会を持ちました。
公明党とは、参議院議員の高瀬弘美議員と面会をしました。

続いて、社会民主党とは、党首である参議院議員、福島瑞穂議員と面会しました。

 

7月21日(火)には、参議院会館にて立憲民主党と、国民民主党とは同党党本部にてそれぞれ対話を行いました。
立憲民主党との対話には、西村智奈美衆議院議員、山内康一衆議院議員、水岡俊ー参議院議員、石川大我参議院議員が出席され、意見交換を行いました。

国民民主党との対話には、同党代表の玉木雄一郎衆議院議員のほか、教育関係を担当する城井崇衆議院議員、横沢高徳参議院議員、伊藤孝恵参議院議員が出席されました。

 

7月29日(水)には、日本共産党との対話を参議院会館にて行いました。日本共産党からは、井上哲士参議院議員、畑野君枝衆議院議員、吉良よし子参議院議員、山添拓参議院議員が出席されました。

 

それぞれの政党との対話では、SDG4教育キャンペーンからオンライン投票の結果や教育政策に対する提言を行いました。そのうえで、子ども・若者メンバーからは、6月にオンライン上でメンバーと話し合いで提言として取りまとめた提言メッセージとして、途上国支援や国内の外国人の子どもに対する支援、ジェンダーに対する意識喚起、障害のある子どもを含めたより包摂的な教育、権利としての教育の重要性などについて、国会議員に伝えました。(6月の話し合いについては、こちらの記事をご確認ください。)
国会議員との対話の中では、子ども・若者メンバーから「ODAを増やすべきと回答されていますが、具体的にはどのように進めていきますか?」など、政党の行動を尋ねる質問などもされ、子どもや若者自身が国会議員の行動や意思を確かめるという機会にもなっていました。

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの子どもメンバーとして参加された小学5年生の古川さんは「はじめ、政治家さんと話すと思うと、とても緊張していましたが、話してみるととても優しくて、ほっとしました。話したかったことも伝えられました。高瀬議員も福島議員も、お話がとてもわかりやすくて、そうなんだ!と勉強になりました。」と感想を寄せていただきました。
また、同じく子どもメンバーの高校2年生の安部さんは「議員の方と実際に会ってお話しするのは初めての経験で緊張していましたが、議員の方は想像以上に気さくにお話ししてくださり、自分の思いの丈を伝えることが出来ました。声を上げるのは難しいことだと思われがちですが、終わった後の達成感の方が大きいので、より多くの人に挑戦してもらいたいと思いました。」と思いを寄せていただきました。

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは、子どもや若者が声を上げることで、世界を変えることができると信じれる社会を実現したいと考え、活動を続けています。