4月7日はWorld Health Day/世界保健デー
本日、4月7日は”世界保健デー”
今、世界中で健康に対する安心感を持てない日々が続いています。
世界規模で健康への関心が高まっていることとは思いますが、今一度、自分たちにできる衛生予防、手洗い・うがい、咳エチケットやソーシャルディスタンス、そして不要不急の外出自粛などを徹底し、1日でも早く安心できる日を迎えましょう!
そして世界中の医療の現場で働くみなさんへ、心からの感謝を込めて。
Together WE Can!
私たちフリー・ザ・チルドレン(WE)は、農村自立支援として、「保健」および「水と衛生」事業を行っています。
病院の建設や遠くの村への巡回診療、医療従事者の育成、保健・衛生指導、手洗い場やトイレの設置などを、これまでに多くの村で実施してきました。
しかし、現在の新型コロナウイルスの感染拡大は、人工呼吸器などにアクセスが難しい村において、一度感染が始まると重大な危機となる可能性が高いです。そのため、予防を徹底すべく、緊急プロジェクトを立ち上げました。
ケニアのナロク群では、3月30日時点までに
14,841人に向けて公衆衛生指導を行い、また石鹸や啓発チラシの配布なども行っています。
また、地域の中核病院としているBaraka病院では、
来院時、病院の外で検温を実施し、発熱者は別病棟での診察(発熱外来)を開始しました。
感染者が出た場合に備えて、仮設テントによる病床の確保も行っています。
英語ですが、病院に入る際の様子はこちらからご覧いただけます。
こちらの緊急プロジェクトへの寄付も募っています。
詳しくはこちらの詳細ページをご覧ください。
どうぞ宜しくお願い致します。
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世界で・日本で起きている状況を前に、自分にできる事は何だろう?と考えている人も多い事と思います。
学校へ行けず、仲間にも会えず、寂しくなったり、
家で過ごし続けることに対する、こころも身体も健康に保つことへの不安を抱えている人もいるかもしれません。
自分が家の中でも元気で過ごすために、自分がリラックスできる方法は何か、考えてみるのもよいと思います。
周りにSNSを通じて、呼びかけてみるのも1つのアクションです。
ここでは、子ども達によるアクションを2つご紹介します。
1つめは、Youngest Speaking Outというアクションキャンペーンです。
子ども達が「Stay Home!うちで過ごそう!」を呼びかけるアクションがドイツ/オーストリアから始まりました。日本でもアクションに参加をした子ども達が居たので、動画をご紹介します。それぞれの個性が出ていて、とっても素敵な動画となっています。皆さんも、自分の声で伝えてみてはいかがでしょうか?
2つ目は、カナダの12歳の少年Quinn Callanderさんです。
(写真:Heather Roney )
医療従事者が ”マスクを付け続けていて耳が痛くなる問題”を抱えていることを知り、耳を守るマスクストラップを3Dプリンターで製作・寄付をしています。また、その設計図を誰でも無料でダウンロードできるようにして、ストラップを届ける仲間を呼びかけています!「もっとたくさんの協力が必要。みんなが、それぞれの地域の医療従事者を助ける事ができれば。」との事です。
今、世界の健康のために、自分にできることからはじめよう。
通年で行っている、こちらのShare Cardsキャンペーンもぜひご参加お待ちしています!