25th anniversary
25周年事業

Greeting
代表あいさつ

新たなフェーズへと皆さまとともに

私たちフリー・ザ・チルドレン・ジャパン(FTCJ)が25年間にわたって活動を続けてこられたのは、FTCJの理念に共感し、活動に参加したり、様々にご支援ご協力くださる皆さんの存在があったからこそです。 FTCJの活動に関わってくださった皆さま、本当にありがとうございます。設立した1999年は、日本人による子どもへの買春(お金を払って子どもを性的に虐待すること)が国際的な問題となって、取り締まる法律が成立した年でした。FTCJとしても、この問題に取り組もうと、性産業で働かされるフィリピンの子どもの救出・支援活動や、買春をなくすための啓発活動や子どもの権利を伝えることから始めました。

子どもの権利を伝える活動をしていると、「子どもに権利を教えると、自己主張ばかりして、ワガママになるからなぁ。」と、ある学校の先生に言われたことを今でも思い出します。子どもの頃に子どもの権利を知らずに育った私はその言葉を聞いて、子どもに権利を伝えると、どうなるのかの事例を実体験としてほとんど持っていなかったので、異を唱えることができませんでした。でも、今、25年の活動を重ね、はっきりと声を大にして言えます。

「安心してください。子どもに、子どもの権利を伝えても、ワガママになりませんよ!」と。

25年は短いようで様々な変化がありました。日本では、子どもをまんなかに置いた社会づくりをしていこうと、こども基本法ができました。この法律がしっかりと社会に根付き、子どもの権利をはじめ全ての人の人権が大切にされる日本に、そして世界になるよう、25年の活動を振り返りながら新たなフェーズへと皆さまとともに歩んでいく機縁にできれば嬉しいです。

代表理事・中島早苗

創設者 クレイグ・キールバーガー より

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの25周年記念のお祝いをできることを本当に光栄に思います。 メンバー登録をして活動している子ども・ユースの皆さん、理事の皆さま、働くスタッフ、そしていつもボランティアをしてくださる方々、寄付者として団体の活動を応援してくださる皆さまに心からお礼を言いたいと思います。そして、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンを25年前に始めていただいた中島早苗さんにも感謝の言葉を述べたいと思います。ありがとうございます。 「若者は未来のリーダーだ」と思っている人たちに、「日本の若者は今リーダーになれる」ということを25年かけてみなさんが証明してくださいました。皆さんがフリー・ザ・チルドレン・ジャパンの心となって活動してくださり感謝いたします。 25周年のイベントで久しぶりに皆さんとお会いできるのを心から楽しみにしています。

クレイグ・キールバーガー

Key Moments
25年の歩み

2つのFree(自由)を目指して、世界と日本で25年

1999年、インターネット普及もままならない時代に、掲示板や電話、FAXを駆使して活動スタート。仲間がさらに仲間を集め、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの活動の輪は日本中に広がっていきました。 活動のモットーである「Gift+Issue=Change!」(自分のGift好きなことや得意なことを活かして社会問題に取り組むことで、変化を起こせる!という意味)をもとに、たくさんの子どもたちが勇気あるチェンジメーカーとして活動してきました。 メンバー 一人一人が主人公であり、一人一人のアクションがより良い世界を創り出し続け、この25年を作り上げることができました。 その歩みを、自立支援事業・国内事業を写真と共に紹介します。

2001年 インド支援 CCD施設にて
2001

インド支援 CCD養護施設

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1999 ピア
1999

ピア(フィリピンの性的搾取-人身売買の被害者)来日講演会

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Donation
25周年募金

設立25周年を記念して、募金を開始します! 日本と世界の子どもたちを一緒に支えてください。皆さまの力が必要です。 子どもには変化を起こす力があるが、その芽を伸ばせるかどうかは、周りの環境次第。 子どもに寄り添い、子どもの声を聴き、子ども自身が主体的に声をあげられるようにサポートをして25年。 国内の、そして世界の子どもをこれからもエンパワーし、力を育て続けるために、どうか力を貸してください。 子どもの力を育てるパートナーとして、私たちとともに歩んでいただけませんか。 詳細・お申し込みはこちら