創設者クレイグ&代表中島の25周年記念トークイベントのアーカイブ配信スタート

好評につき1/6に開催した創設者クレイグと代表中島のトークイベントをアーカイブ配信することが決定しました!

▼イベント開催報告

1月6日に「フリー・ザ・チルドレン創設者クレイグ×代表中島早苗 トークイベント~25年の歩み 子どもの権利が大切にされる社会を目指して~」をカナダ(トロント)・日本(EF渋谷校)・オンラインを繋いでのハイブリッド型で行いました。オンランで301名、渋谷会場で40名の方にご参加いただきました。

代表の中島とスタッフの伊藤は、2024年年明けからカナダのトロントへ渡航し、クレイグと5年ぶりに会いこれからの団体の未来について話す時間も持つことができました。

 

プログラム中では、現役のユースメンバーとして活動するカナダ留学中の高校生の刈屋彩乃さんも招き、カナダと日本を比較して、子どもの権利の在り方について当事者として感じる思いを語っていただきました。昨年「こども基本法」が施行されると同時に「こども家庭庁」が発足し、日本でもようやく子どもの権利を軸とした子どもの声に耳を傾け政策に反映する仕組みづくりがスタートしようとしているこの時代に、子どもの権利を軸に長年活動してきたフリー・ザ・チルドレン・ジャパンが社会で果たす役割の重みを考えさせられるイベントとなりました。

終了後の参加者アンケートでも「カナダの日本の団体の創設者2人のパッションに感銘を受けた。何か始めることに年齢は関係なく、日本にもこんなに参加している若者がいることに目が開かれました。」「カナダと日本の教育の違いや学校の授業の違いに驚いたのと共に、教育が若い人たちの考え方、価値観、そして行動に深く関わってくるということを改めて感じました。」といった感想が数多く寄せられました。

カナダ、日本、オンラインを繋ぎかつ同時通訳も入れての初めての開催で、チャレンジングなイベントでしたが無事にイベントを終えることができました。

本イベントの開催にむけて助成いただいた大東建託グループみらい基金の皆様、ご支援とご協力ありがとうございました。

 

▼アーカイブ配信スタート

イベント終了後・・

「イベント終了後にも当日参加できなかったのでアーカイブ配信してほしい」「すばらしい内容だったので知り合いに共有したい」というありがたいご意見もいただきまして、

当日の録画内容をアーカイブ配信することが決定しました!

 

【アーカイブ配信期間】

2024年2月22日~5月6日 (期間中何度でもご視聴いただくことができます。)

 

【料金】

アーカイブ動画視聴チケット(子ども・学生)無料

アーカイブ動画視聴チケット660円

アーカイブ動画視聴チケット660円+25周年寄付340円つき

アーカイブ動画視聴チケット660円+25周年寄付840円つき

 

【申込】

peatix(ピーティックス)のページからお申込みお願いします

https://peatix.com/event/3855719

 

【プログラム内容】

約2時間 同時通訳あり

・フリー・ザ・チルドレンの設立からの歩み トークセッション

・子どもの権利が大切にされる社会をつくるためにこれから求められること トークセッション

・参加者からの質疑応答コーナー

 

【助成】大東建託グループみらい基金            

 

【通訳協力】株式会社ワイズ・インフィニティ      


<登壇者ご紹介>

クレイグ・キールバーガー(フリー・ザ・チルドレン/WE 創設者)

1982年生まれ。カナダ・オンタリオ州出身。1995年にフリー・ザ・チルドレン(FTC)を12歳で創設後、社会的企業ネットワークWEを兄のマークと創設し、アジア、アフリカ、ラテンアメリカで1500校以上の学校を建て、20万人以上の子どもが教育の機会をもてるよう支援する。また、北米やイギリスの子どもや若者への教育支援にも注力している。トロント大学の平和・紛争研究の学位を取得後、ケロッグ・シューリッヒ・エグゼクティブMBAプログラムを史上最年少で修了。教育や人権問題でのリーダーシップが評価され、これまでに15の名誉博士号や学位を授与されている。様々な活動が国際的に評価され、カナダ勲章、ネルソン・マンデラ・フリーダム・メダル、世界子ども賞を受賞。日本では、平和に寄与した活動家におくられる咢堂賞を受賞している。また、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー作家でもあり、これまでに12冊の本を出版している。現在、中学校英語教科書ONE WORLD(教育出版刊)にてクレイグの活動がストーリとして掲載されている。(https://ftcj.org/about-usも併せてご覧ください)

 

中島早苗(当団体 代表)

学生時代に環境保護団体に所属し活動を始めたことから社会問題に取り組むようになる。
アパレル会社勤務を経て1997 年に渡米し、NGOでのインターン中にフリー・ザ・チルドレンの理念に共感。日本に紹介しようと帰国後の1999年に当団体を設立。以後、活動に従事。2022年から新潟市子どもの権利推進委員会委員に就任。(https://ftcj.org/about-usも併せてご覧ください)

訳書に「キッズパワーが世界を変える」、
著書に「フィリピンの少女ピア -性虐待をのりこえた軌跡-」、
「チャレンジ!キッズ・スピーチ」(全て大月書店)。

2007 年国際ソロプチミストより「青少年指導者育成賞」受賞。

 

刈屋彩乃(FTCJ子どもアンバサダー)

2006年生まれ、東京都出身。小学5年生の時、家庭科の授業でフェアトレードについて学び社会問題に興味を持つ。中学1年生でFTCJのテイク・アクション・キャンプに参加。中学2年生から現在までFTCJ子どもアンバサダーを務め、フェアトレード商品の販売、子どもの権利条約の認知拡大に向け院内集会に参加し政策提言を行うなど啓発活動に従事。高校2年生の夏からは将来の夢に向けてカナダ留学をしながら、現地のボランティア活動にも挑戦中