★ＦＴＣＪでは海外自立支援事業の１つとして、2009年5月からインドの
ラジャスタン州にある農村の自立支援を行っています。

2009年5月の現地視察をしたところ、
農村地域の村には、いくつかの課題があることがわかりました。

それは・・・
・村に学校がないため、学校に行くのをあきらめてしまう子どもたちが多くいる。

・電気や水道、ガスは通っていない。特に、水道がないために、遠くの井戸まで
水汲みをしなければいけない。または、汚い水を使わざるを得ない。そのため、
おなかを壊して病気になったり中には死んでしまう子どもがいる。

・村は非常に乾燥していて、農作物の収穫にも苦労が必要。農家は収入が少ないため、
子どもが学校に行かずに働いて家族を支えなければいけないなどの現状がある。

・女の子は10代半ばで結婚することが多く、女の子は結婚したら家庭に入り家族を支える
役割があるため、教育を受けさせても仕方がない、という考えが根付いており、
学校に通えていない女の子がとても多い。

・病院が近くにないため、病気になってもすぐに治療が受けられず、治る病気でも
重体になったり命を落とす人々がいる。

などです。

そこで、FTCJではまず、学校を建てて子どもが教育を受けられるよう応援しよう、と
いうことになり、2009年6月から高校生メンバーが主体となって
様々な学校建設にむけたキャンペーンを実施しました。

多くの方からのご寄付ご協力のおかげで、学校建設に必要な250万円が集まり、
2010年8月から学校建設の工事を行い、2011年4月に完成しました！！

 

 

 

 

 

 

ご協力下さったみなさま、本当にありがとうございました。

インドの村の子どもたちは学校での学びをとっても楽しんでいます！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

FTCJでは2011年8月に、インドへのスタディツアーを行い、学校が完成した村へ訪問し
村の様子を見てきますので、またご報告します。また、今後も引き続きインドの村の課題
を解決するために、井戸の建設、医療センターの設置、村人の収入が安定するような支援
などを行っていく予定です。

ご支援、ご協力いただいた多くの皆様に、心からのお礼と、ご報告でした。

今後も引き続きインドの村の自立支援を行っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします！

FTCスタッフ一同