【報告】子どもの権利条約フォーラム分科会 Leaf College Project開催報告

11月9日、10日に行われた子どもの権利条約フォーラムでは、日本財団から助成を頂き、子どもの権利条約フォーラム分科会に出展する子どもたちの企画伴走・支援を行いました。
 

この度、プロジェクトメンバーからイベント開催報告が届きました!


 

【アクション実施報告】
2024年11月10日(日)にLeaf College Projectが、子どもの権利条約フォーラム2024in東京にてPM分科会④「Leaf College オープンキャンパス~子どもがつくるけんりのがっこう~」を行い、大人10人、子ども6人、合計16人の方にご参加いただきました。



【企画・アクション内容報告】

私たちの分科会の目的は、参加した子どもが子どもの権利を生活の中で使えるようになることです。そのために子どもの権利を「知る、感じる、表現する」の3つの段階を通して楽しく学べる内容を考えました。教材には、フリー・ザ・チルドレンさんの動画や、アドボカシーセンター福岡さんの「きかせてジャーニー」の一部を使わせていただき、“こどものけんりのがっこう”の「オープンキャンパス」を行いました。
「知る」では、フリーザチルドレンジャパンさんの動画を視聴、権利とは何か、どんな権利があるのかを知ってもらいます。「感じる」は、日頃のもやもやした気持ちを紙飛行機で飛ばし、参加者同士で共感する時間!


 
次はもも代表の楽しいアイスブレイクをはさんで、すごろくを使っておしゃべりしながら、さらにみんなの「気持ち」を感じる時間です!「表現する」では、今日わかったこと、自分たちの権利を守るためにどんなことができるかなどを考えて、手作りのアルバムにまとめました♪

 

【参加者アンケート】
参加者の子どもからは「とても楽しかった!」「もっと大人数でやってみたい!」などの感想、大人からは「子どもが学校を作るという発想がユニーク。子どもは、子どもの権利を知る権利、そして学ぶ権利がある、そのことを深めたい」などたくさんの感想をいただきました。また、自分の所属団体でも、この”授業”をやってほしいというお声掛けもいくつかいただきました。

 

【イベントを実施してみて】
短時間でしたが、3つのプログラムを通して、ひとりでも多くの参加者が、子どもの権利が守られる社会の担い手になってほしいと思っています。

 

【次回予告】
Leaf College Projectは今年、10月の「川崎市里親月間啓発イベント」と、11月の「子どもの権利条約フォーラム2024 in 東京」の分科会、「川崎市子どもの権利の日のつどい」で、活動の機会をいただきました。その準備期間は、メンバーそれぞれ、学校生活の忙しい中、家族からの理解も得て、時間を作って対面やオンラインでの準備会議をしていく、それはメンバーがお互いを知り合う時間になりました。また、イベント当日は予想通りにはいかない場面が多く、落ち込みながらもアイデアを出し合い、お互いの成長を感じました。そして、参加者との交流の中で、この活動の意義をさらに深め、声をかけてくれた大人たちに背中を押され、「もっとこうしたい!」が膨らんでいます。「なんでやねん!すごろく」「世界の子どもの権利かるた」などの教材から学ぶことで、自分たちのオリジナルツールのアイデアも生まれています。今年度中には、自分たちの子どもの権利の勉強会、合宿なども計画中。失敗から学ぶ権利も大事に、お互いをリスペクトし、次の世代につなぎ続け、前に進んでいくLeaf College Projectを今後も応援よろしくお願いします!

 

【Leaf College Project団体紹介】
私たちLeaf College Project(以下、リーカレ)は、今年7月に結成した団体です。子どもから子どもへ「子どもの権利」を伝え、啓発する活動を目的とし、子どもが中心となって運営している「子ども主体の市民活動団体」です。川崎市の中で、子どもの権利条約や子どもの権利に関する条例を学ぶ機会を学校のような形式で多く作ろうと考えています。はじまりは「子どもの権利条約フォーラム2021 in かわさき」で、リーカレ副代表の髙木萌伽(たかぎもか)さんが子ども実行委員を経験したことでした。その時から学んできた「子どもの権利」をどうすればもっと子ども自身に身近に感じて、使えるようになってもらえるか、その模索からリーカレが生まれました。メンバーは、小学5年生2名、小学6年生1名、中学生2名、高校生1名、大人サポーター1名です。
リーカレ公式Instagram↓

URL:https://www.instagram.com/leaf_college_p/
フォローお待ちしています♪


日本財団による助成ご協力に、心より感謝いたします。