【寄付のお願い】ミンダナオ島の先住民族の小学校にトイレを!!

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは、フィリピンの貧困や差別の中にいる人々、特に子どもたちが質の良い教育を受け、自立できるよう国際協力事業を行っています。

 

その中で、フィリピンの南部に位置するミンダナオ島の山間に住む先住民族の子どもたちが、教育を受け、貧困から抜け出せるように支援活動を行っていますが、その支援する先住民族の子どもたちが通う小学校では、ずいぶん前からトイレが壊れ、使えない状況であることがわかりました。

 

この村の先住民族の人々は、農作物を作って販売して僅かな収入を得ていますが、電機やガスや水道などが整っておらず、低所得のため、厳しい生活を送っています。子どもたちが通う小学校も、トイレを新しくするために工事をしたくても、何年も資金不足で取り掛かれてない状況です。

 

小学校にトイレがないことで、子どもたちは学校を欠席したり、早退したり、遅刻したりしていることがわかりました。こうした授業を受けない時間が増えることで、授業についていけなくなって勉強にも集中できずに、学力に悪い影響がでてきているということでした。

 

また、トイレに行くのを我慢して、体調が悪くなったり、トイレがないために校舎の周りにある草むらなど空き地で用を足さないといけない時に、毒を持つ虫や蛇などがいて怖い経験をしたという子どももいます。このようにトイレがないことで、子どもたちの心や身体に悪い影響をもたらしているのです。

 

実際に、支援する小学校の先生や子どもたちから、トイレの重要性についてメッセージが寄せられたので紹介します。

【小学校にトイレを設置するためにご寄付受け付けています!】

このような子どもも先生もトイレがなくて困っている状況を改善するために、フリー・ザ・チルドレンでは、男子用トイレ1つと、女子用トイレ1つ、手洗い場の設置と、教員用トイレの修繕をしたいと考えています。工事をするためには全部で210万円必要です。現在、100万円近く集まりましたが、まだ110万円足りません!!

 
ぜひとも1年以内にトイレの工事に必要な金額を集めたいと思っていますので、皆さまからのご寄付のご協力をどうぞよろしくお願いいたします!!
<追記>みなさまの温かいご支援により、無事にトイレ工事費用が集まりました。誠にありがとうございます。現在、工事が進行中です。