横浜雙葉高等学校での講演会

昨日は、

Faithが横浜雙葉高等学校で

講演会をしてきました♪

横浜雙葉高等学校では、

高校1年生の総合学習の一環として、

世界の子どもを取り巻く問題について勉強をし、

高校2年では実際に行動を起こしていくため、

自分たちにもできることがある、という気持ちを

講演をしていただきたい、

との依頼でした。

歌とか動画とか写真をたくさん使いながら、

世界の状況について教えたり、

日本の学生にも世界に変化を起こす事が可能という事を

伝えて来ました。

1年生はNPO団体について調べて発表をするのと、

2年生は自分達が起こした活動についての発表を今度します。

すごい楽しみです!

12月に行った講演会の時の

生徒たちから貰った感想を少し紹介します↓

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Faithさんの話を聞いて自分にもできることがあるのはないかと感じることができました。チョコを買う、服を買うだけでも貢献することができ、みんながそれをやれば誰でも世界を変えられると思うことができました。

Faithさんのラップには感動しました。あの歌1つにいろいろな意味がこめられていて、とてもすばらしいラップだと思いました。ぼくのMP3プレイヤーにはたくさんのラップの曲が入っているけれど、そのどんな曲よりも胸に突きささってくるラップでした。外国に行って直接その国の人と接することはできないので、せめて基金や寄付くらいの日本にいてもできることはなるべくするようにしたいと思いました。

私は、勉強はできないとか言いながらやっていないだけでした。いままでの自分は途上国の人たちに悪いことをしていたんだと思いました。学校に行ける今を大切に勉強をして、充実した日々をすごしたいと思います。お話も聞きやすく楽しかったです。

自分も「助けたい」という気持ちはあったが、実行に移せなかった。今回の話を聞いて、自分が直接現地へ行かなくてもできることがあるとおしえてもらって、自分に今すぐできることがあるんだと、嬉しくなった。このような活動に参加して、苦しんでいる子どもたちを救いたいと思った。

小さなことを1人でやっても届かないけれど、小さなことを1人1人がやってみるだけで大きなことに変わるのなら、私でもできることを探したいと思った。フェアトレードのTシャツを買うと、世界に木が植えられるのなら、みんなでそのTシャツを買うなど、自分ができることから始めたらいいと思った。

支援活動は休日に集まって何かをしなければいけないと思っていましたが、フェアトレード商品を買う事でも支援になると知って、それなら部活が忙しくてもできそうだと思いました。やりたいと思うことは出来るんだという言葉に、もっと自分から行動して世界を広げていきたいと感じました。

固い話になるかと思ったが、Faithさんの話し方や空気が明るくとても聞き易い話だった。その中で貧困などの話など自分達には関係ないと一言で収めることができない内容もあり、とても考えさせられる内容であった。

歌がまずとても印象的でした。歌にのせて児童労働の深刻さを私たちにとても分かりやすく歌ってくれたことはすごくよかったです。なにか役に立てるようなことをしたいと思ってます。たとえば、県大会で優勝したら少しだけみんなに児童労働について知ってもらうよう、観客に話すなど。

毎日“世界で何人の子どもが死んでる”とか“自分達はどれだけめぐまれた環境にいるのか考えろ”とかいわれつづけました。しかし、言われただけでは実感がつかめずただ客観的にかわいそうだと思っていました。だけど、今回の講演を通して、世界中で自分と同じ年齢の人がFTCの活動をしていると聞き、自分も何か助けてあげられることができないかと考えるようになりました。Faithさんがこのような講演を全国ですることによって、今の私の気持ちと似ている人が増すと思います。FTCのこの活動はこのような1時間の講演でたくさんの仲間をつくります。そして、大きな変化をおこせたらとても素晴らしいと思います。

いつも自分の頭ではこの世の常識みたいなものが、自由な思考をさえぎる。Faithさんの自由な話し方、自由な表現の仕方が私の頭の中をカギを開けた気がします。“自分が相手に合わせる”という話は心に残りました。相手に自分の考えをむりやりおさえつけるのではなく、まず自分が相手にあわせることが大切だと思いました。

すごく興味深かったです。子どもの写真やラップなどわかりやすく説明していただけて、面白かったです。私はあまりボランティアとか募金とかあまり興味のない人だったのですが、そういう人助けがお金をかけずにかんたんにできるということがわかって、「私も小さいことからでもやってみようかな」と思いました。アクセサリーを買うとそのお金が募金されるというシステムがあるので(今日のFaithさんのTシャツもそうですが)、これならできると思いました。

私は世界には貧困や環境問題で苦しんでいる子どもがいることを少しは知っていました。そこで役に立ちたいとは思っていたものの、「大人になったら…」と考えていました。でも、子どもの私でも小さなことでもいいから行動すればいいのだということがわかりました。例えば、今日家に帰ったら家族にFTCの活動や世界の子どもたちについて話す。これだけでもちょっとした行動の1つになると思いました。

 

先生からの感想:

みんなまじめに考え、うけとめてくれています。やり方しだいでいくらでも輪を広げることができると思いました。LEC (Love Eearth and Childrenの略で、事務所訪問がきっかけで始まったグループ)も、先日の8人(事務所訪問時の生徒たち)から、講演会後はプリントにあるような大人数(28人)になりました。」

以前にも(他の団体に)講演をしてもらったことがあります。また開発教育に関係したこともあったので、ワークショップのようなことは似たことを経験しています。でも、学年集会の講演会であれだけのアクションがあるものはちょっとないですね。生徒の感想を見てもよく受け止めてくれていてうれしくなりました。Faithのパフォーマンスがすばらしかったと思います。やはり生徒たちは純粋なこころを持ち、適切な働きかけと条件があればいろいろな形の運動が可能だと改めて思いました。

その後、書き損じハガキを集めて送ればお金に換えて現地へ送ることができるというのをやっているのを知って、今取り組んでいます。どれだけ集まるかが楽しみです。これなども、ちょっとしたアイデアで活動の輪が広がることが分かります。

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