【出前授業】世田谷区立桜木中学校でオリパラ教育を実施しました
7月13日(土)に世田谷区立桜木中学校で、オリンピック・パラリンピック教育の一環として、
世界の子ども達がどんな生活をし、どんな問題があるのか、自分にアクションは何なのかを考える授業を担当しました。
1コマ目は、全校講和です。
全校生徒210人を、世界の人口に見立て、
視覚的に様々なデータを知るワークショップを実施しました。
<一緒に人や物を動かして見たデータ>
・人口割合
・ビリオネアの資産割合
・2016年リオオリンピックメダル獲得割合
・食料消費割合
・トイレ/きれいな水の有無
・小学校/中学校/大学の卒業割合
その他、児童労働をしてる子ども達の様子や、子どもの権利について、考えました。
2-3コマ目は、学年別でのワークショップです。
まず、インスピレーションカードを使ったアクティビティです。
カードに書かれているもの(例:帽子、コップなど)と、
アクションの種類(啓発活動、政策提言、物資調達など)を結び付け、
アクションアイディアを出していく訓練を行います。
グループ対抗で、どこが一番多くアイディアを出すことができるか、競い合いました。
アイディアを生み出すことに慣れてきたら、
今度は、自分の得意なこと・好きなことを活かしたアクション作りです。
自分自身のアイディアを作り、そのあとグループの仲間たちからもアイディアを貰い、
それぞれが「これだ!」というアクションを決めました。
グループ内で、「その社会問題を解決すべき理由とどんなアクションをおこすか」を、
1人1人がスピーチを行い、またそれに対する共感フィードバックも行いました。
いよいよオリンピックまで1年!
2020年は、世界中から4,000万人(カナダの人口よりも多い!)が来日することが見込まれています。
日本国内でも世界を身近に感じることができる年。
引き続き、オリパラ教育のご依頼も受け付けております。
より多くの人が、世界を考え・アクションを起こすきっかけとなる1年になりますように。