フリー・ザ・チルドレン・ジャパンは、2021年度も大東建託グループみらい基金さまからの助成を頂き、子ども・若者のソーシャルアクションイベント開催を応援する「We are the MOVEMENT 2021-2022」を実施しました。プロジェクトメンバーが実施した活動の報告を掲載します。

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【アクション実施報告】

私達は東京都の中高生で結成された社会貢献活動を行っているBridgeです。 名前の「Bridge」の由来は人と人を繋げる「橋」の役割をしたいということです。
公式Instagram：https://www.instagram.com/bridge.000/

 

私達は、今回「プラスチックごみ削減に向けた意識改革」を掲げてWe are the MOVEMENTに参加させていただきました。
昨年は農業問題についての普及活動を行いましたが、農業に関する問題について取り組んでいく中で、プラスチックゴミが環境に与える影響がとても大きいことを知り、環境問題にも注目するようになったためです。

 

当初、私達はプレシャスプラスチック鎌倉さんとのコラボ企画を計画していましたが、メンバーのスケジュールなどの時間の制約から、プレシャスプラスチック鎌倉さんが実施している体験会に参加することに計画を変更しました。その理由としては、プラスチック問題について実体験として何かを感じたい・経験を残したいと思ったからです。
そこで、12月23日にBridgeのメンバー3人で、鎌倉にあるプレシャスプラスチック鎌倉さん(ファブラボ鎌倉さん)の体験会に参加しました。
（補足：プレシャスプラスチック鎌倉さんの体験会「朝ファブ for FabCity」の詳細は、会場のファブラボ鎌倉さんのHPをご覧ください。）

 

【体験会の様子】

ペットボトルキャップからどのように作品を作るのか説明を受け、私達が予め学校で集めたペットボトルキャップを機械で粉砕する様子を見せていただいたり、溶かしたペットボトルキャップで実際に作品を作りました。
プレシャスプラスチックの作品は、プラスチック（今回はペットボトルキャップ）を細かく砕いて高熱で溶かし、絵の具のような細い棒状のペーストにして押し出したものを型に流し込むなどして成型することで作るそうです。
（補足：より詳しい製造工程の説明・画像がプレシャスプラスチック鎌倉さんのHPに掲載されていますので併せてご覧ください。）

 

体験会では作品作りの他にも、プレシャスプラスチック鎌倉さんが考えている、プラスチックによる環境問題の解決方法について（後述）お話しいただく機会もありました。

 

＜補足：ファブラボ鎌倉さんの報告投稿＞

【アクションを実施してみて】

～体験会について～

今回、体験会に参加したことでプラスチックと環境保全についての考えを深める良いきっかけとなりました。私達は、今までプラスチックを「減らす」という見方で考えることが多かったですが、今回「作り変える」という視点も大切だなと思いました。社会で起きていることに対して、一般的な意見をそのまま信じるのではなく自分の意見を持つことはとても大切だと感じました。
ペットボトルキャップは、作品に作り変える前によく洗い除菌する必要があることを知りました。私達が持っていった物は、水で流して汚れが付いていたら落としただけで除菌が不十分だったので次回以降気をつけたいです。

 

〜活動全体を通しての学び〜

今回の活動の中で、話し合いで受け身になってしまったり、メンバーからの反応が少なかったりするなど、メンバー同士のコミュニケーションが思うようにいかなかったことがあり、直接会わずにコミュニケーションを取る難しさを感じました。事務連絡だけではなく、心の距離を縮めるような遊びをこれからはしてもいいと感じました。

 

最後に、プレシャスプラスチック鎌倉さんのスタッフさん、FTCJのスタッフさん、ありがとうございました!
一番大事だと思ったこと、それはその仕事をすることじゃなく、なんでそれをしたいのかということ。またお互いに感謝を忘れないことだと今回の活動を通して感じました。これらの学びを活かして引き続き活動を続けていきたいです。

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本報告をもって「We are the MOVEMENT 2021-2022」でのBridgeの活動が終了となりました。
これからもBridgeとして、プラスチック問題に対する活動を始めとするさまざまな活動をする計画をしているということで、引き続き応援しています！