【報告】インド教育支援@ムンバイ

フリー・ザ・チルドレン・ジャパン(FTCJ)では、大東建託グループみらい基金様や皆さまからのご寄付などのご支援で、マハラシュトラ州の州都ムンバイ郊外にて、現地パートナー団体と連携しながら、経済的に困窮する家庭の子どもが質の良い教育を受けられるよう、2021年を通じて下記の支援を行うことができました。

・小学生315人に文房具、学用品を提供
・10学年(日本の高1に相当)までの生徒60人に、オンライン授業を受けるためのICT端末を提供

現地から届いた写真も併せて掲載します。

(C)FTCJ
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▼マハラシュトラ州ムンバイ郊外の貧困地域での教育支援事業について

この地域は貧困などが原因で質の良い教育にアクセスできていない子どもの割合が高い状況です。基礎教育を受けなければ、お金を稼ぐことも、情報にアクセスすることも、知識を深めることも困難です。FTCJでは、この地域で貧困家庭の子どもに質の良い教育を提供するために2003年から学校を運営する現地NGOを通じて、子どもたちが自分の夢や道を見つけることができるよう、2021年を通じて教育支援をおこないました。

支援する学校には1年生~10年生(日本の高校1年生)までが通っていて、約600人の生徒が学んでいます。生徒の約8割がイスラム教徒で、残りの約2割はヒンドゥー教徒やその他の宗教を信仰しています。

コロナの影響で、収入が減ってしまった家庭が多く、オンライン授業を受けるための機器を持っていない子どもたちが多くいるため、低所得家庭の子どもへのタブレットの提供や、オンライン授業に必要な教材の配布などを行いました。

 

インドの貧困家庭の子どもが、コロナ禍においても学校での学びを諦めることなく、継続して学べるよう、応援下さった皆さま、特に、大東建託グループみらい基金さま、本当にありがとうございました。

 

インドの子どもが質の良い教育を受けられるようにするため、今後も引き続き活動していく予定です。引き続きご支援ご協力をどうぞよろしくお願いします!


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