【FTCJ子どもアンバサダーリレーコラム】 Vol.9「きっかけ」
当団体の子どもメンバーの代表であるFTCJ子どもアンバサダーによるリレーコラムの第9号です!
(現在、次期FTCJ子どもアンバサダー募集中です!)
リレーコラムって?
FTCJ子どもアンバサダーが執筆したコラムを2週間ごとに投稿していきます。
テーマは「子どものわたしが伝えたいこと」。
子どもアンバサダーの皆さんに自由に発信していただける場であり、
自分が感じていることやアクション、やってみたいこと、興味のあることなどから自分でテーマを見つけ、読者の皆さんに伝えたいことを書いていただきます。
《リレーコラム一覧》
〜子どものわたしが伝えたいこと〜
<リレーコラム Vol.9「きっかけ」>
今回の執筆者は、高校生の石川実桜(いしかわみおう)さんです。
現アンバサダー最後のリレーコラムになるかもしれない今回のコラムに立候補してくれた実桜さん!
学校の仲間と起こしたアクションを報告し、今年3月のチェンジメーカー・フェスに参加してくださいました。
(アクションの詳細は、ソーシャルアクションレポートにて!)
今回は、「きっかけ」についてコラムを書いてくれました。
実桜さんが行動を起こそうと思ったきっかけは何だったのか…ぜひご一読ください!
実桜さんの言葉
「初めまして!
ページを開いてくださり、ありがとうございます!
高校3年生、17歳の石川実桜です!
今週は私がコラムを担当させて頂きます。是非最後までご覧ください〜!」
「きっかけ」
何かの行動を起こすときには、必ず「きっかけ」があると思います。
今日は、私のきっかけについてお話したいと思います。
私は幼少期から様々な経験をしてきました。
習い事はもちろん、旅行に行ったりキャンプをしたり、冬にはスキーに行ったりと、両親は私に、様々なことを体験するきっかけを与えてくれました。
そして、そのうちの1つにJICA地球ひろばに行く機会がありました。
小学生の頃に行ったので、詳しくは覚えていないのですが、
「自分と同年代くらいの子どもたちが、生まれた国が違うだけでこんなにも苦しい思いをしているんだ」と衝撃を受けた記憶があります。
そして、そのとき母に言われた一言が強く印象に残っています。
それは、
「この子達に向けて『かわいそう』という言葉は違うよね。自分たちはこの子達に何ができると思う?」
という言葉です。
正直それまでは、コマーシャルなどに映る児童労働させられている子や貧困の子、汚い水を飲む子を見ても「かわいそう」としか思っていませんでした。
しかし、この言葉をきっかけに自分ができることがないかを考え始めるようになりました。
ですが、幼い私は子どもには何もできないと勝手に決めつけ、何も行動が起こせずに中学生になってしまいました。
転機が訪れたのは、中学1年生の頃でした。
中学1年生の秋頃、学校で講演会があり、そこにきてくださったのがフリー・ザ・チルドレンの方々でした。
子どもでも世界を変えることができる、小さなことでもアクションしてみる、得意なことと社会問題を絡めて変化を起こす、などの言葉を聞いて感銘を受けました。
そしてフリー・ザ・チルドレンで活動することを決めました。
きっかけはなんでもいいです。
テイク・アクション・キャンプに参加するでも、友達からの招待でも、このコラムを読んだからという理由でも(笑)
もし、子育てをされている方や教育現場にいらっしゃる方は、是非お子さんや生徒さんに様々な経験をさせてあげてほしいです。
私と同年代の方は、今からでも遅くも早くもないです。行動することが大切だと思います。
是非、歯磨きをしている間は蛇口を止める、などのことからでも良いと思うので、何か1つ始めてみることをおすすめします!
長文を最後までお読み頂きありがとうございました!
Together WE can change the world!
次回もお楽しみに〜!