【FTCJ子どもアンバサダーリレーコラム】 Vol.4「地球」「動物」「人間」の密な関係
当団体の子どもメンバーの代表であるFTCJ子どもアンバサダーによるリレーコラムの第4号です!
リレーコラムって?
FTCJ子どもアンバサダーが執筆したコラムを2週間ごとに投稿していきます。
テーマは「子どものわたしが伝えたいこと」。
子どもアンバサダーの皆さんに自由に発信していただける場であり、
自分が感じていることやアクション、やってみたいこと、興味のあることなどから自分でテーマを見つけ、読者の皆さんに伝えたいことを書いていただきます。
《リレーコラム一覧》
〜子どものわたしが伝えたいこと〜
<リレーコラム Vol.4「地球」「動物」「人間」の密な関係>
今回の執筆者は、高校生の飯塚優さんです。
2月の「文章の書き方・発信の仕方講座」にも参加し、今回のコラムにも積極的に立候補してくれました!
今回は、「地球」「動物」「人間」の密な関係についてコラムを書いてくれました。
私たちと地球のつながり…そして優さんの実践する日々の行動…ぜひご一読ください!
優さんの言葉
「地球や動物たちにはたくさんの幸せをもらっているのにも関わらず、幸せを奪ってしまってごめんねという一心で書きました。
また、何もできていない自分に喝を入れたいと思い、記事を書かせていただきました。最後まで読んでいただけると嬉しいです!
今新たな活動を考えている人に “これからも自分たちと一緒に頑張ろう!!” って気持ちで書きました。」
「地球」「動物」「人間」の密な関係
みなさん、こんにちは!FTCJアンバサダーのゆうたそこと飯塚優です。
突然ですが、このような状況をイメージしてみてください。
あなたは今、病院にいます。病室では、あなたにとってかけがえのない大切な方がベットに横になっています。
そしてその時…………
“ピ、ピ、ピ、ピーーー“
「ご臨終です。死因は胃に溜まったプラスチックです。」と告げられたらどのような気持ちになりますか?
私たちにとって、プラスチックが死ぬ直接の原因になることはほとんどありません。
しかし、動物界ではそれが当たり前になっていると言っても過言ではありません。
WFFによると、海鳥のプラスチック誤飲・誤食率は90%にも上り、海洋ごみの影響で少なくとも約700種の生き物が傷つけられたり死亡してしまったりしているそうです。*
このような動物界での問題は、一見FTCJの理念・ミッションと関係していないように思えます。
しかし、関係あるのです。
プラスチックによって動物界の生態系が崩れてしまうと、漁業や観光業、さらには人の命にも影響を及ぼします。
これにより収入が減り、貧困や児童労働問題に発展するという場合も考えられます。
これらの問題はFTCJの2つある使命のうちの「国内外の貧困や差別から子どもをFreeに(解放)する。」に関連しています。
また、私自身猫を飼っているのですが、悩みを誰にも言えずに泣いているときは毎回必ずそばに来てすりすりしてくれます。
その時私は毎回、誰かに気にしてもらえる存在であるのだと気付かされます。
動物が、自分は愛されていると認めるきっかけになったのです。
自分が他人からの愛の宛先になっていることを自覚し、自分を愛せるようになったことで、
同じように他人を気にかけて愛せるようになりました。
そして、この自己愛つまり自己肯定感がアクションの原動力となりました。
自殺率が非常に高い日本。
私たちに必要なのはこの自己肯定感であり、その源となる動物に対しての行いを見つめ直すべきだと私は思います。
このように、動物というひとつの切り口からもさまざまな社会問題へと派生していることが分かります。
そのため、ひとつに的を絞ってアクションを起こしてみてください。
私がお勧めしたいのは、“日々の生活の一部にこだわりをもつ”ということです。
私は最近学校や塾に持っていく荷物の中身にこだわりを持ちはじめました。
エコバック、シリコン製の洗える折り畳み式ストロー、ゴミ袋、水筒などを新入りとして通学カバンにお迎えしました。
みなさんもぜひ試してみてください。
*引用元:公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)
https://www.wwf.or.jp/activities/basicinfo/3776.html
次回は高校生メンバーかのこへバトンパス!
2週間後、お楽しみに〜!