【報告】WE Talk “SOCIAL” Vol.1-4 マラウイ・ザンビア・ミクロネシアの留学生とワークショップを開催
4月27日&30日に、オンラインワークショップ、WE Talk “SOCIAL”を開催し、小学生~社会人100名以上にご参加頂きました。
参加枠を超えるお申込み・お問い合わせを頂き、参加できなかった方もいらっしゃいますので、YouTubeにて講座の配信を開始しました。講座にはグループディスカッションの時間が2回含まれますが、プライバシー保護のため、ディスカッションの時間はカットしての動画公開となります。(※ライブ授業の通訳につき、一部実際とはニュアンスが異なるものがあります。ご了承ください。)
参加者が話し合って出てきたアクションのアイディアなどは、以下でご紹介いたします。
皆さんも、是非ご自身で考えたり、友達と動画を一緒に見ながらグループ通話でディスカッションしてみてください!
スピーカーから追加で質問への回答も貰っています。質問の回答はこちらへ。
Vol.1-2 「マラウイとミクロネシアってどんな国?」
ディスカッション
「スピーカーが見つけた日本の問題点*を解決するために、私たちができる事は?」
*問題点:環境問題(紙文化・パッケージが多い)、高齢化社会、日本は日本語/日本人社会、女性の社会進出<アイディア>
環境問題
・ビニール袋をもらわない。マイバック/ストロー/ボトルを使う。エコマークの付いたものを買う。
・リサイクルのルールを認識する
・リサイクルにだす、リサイクルに出せるパッケージのものを選ぶ。
・プラスチック反対のデモ活動をする。
・意識改革をしないといけない、どれだけ自分たちが無駄な消費をしているのか自覚することが第一歩
・環境を意識づける会話を友達とする。日本人/日本語社会
・海外からの人に対してナイスでいる。話せなくても笑顔&ジェスチャー。
・相手が頼れるように普段から会話をしておく。
・やさしい日本語を話せるようになる。英語を勉強する。
・海外の文化を知る機会を設ける。文化の共有をする場をつくる。
・それぞれの考え方を受け入れて、自分の考えも人にも知ってもらう。多様性を受け入れて違和感を感じないようにする。
・空港など外国語表記が多いところもあるので、他のところの看板にも増やしていく女性の社会進出
・保育の改善など子育てをしやすい環境を整える。女性のような、今まであまり社会に全面に出ていなかった人を社会にでれるようにして、労働人口を増やす。
・女の子はスカートを履かなければいけないなどの規則をなくすべき。全体
・一人一人の意識改革が大切。
・簡単なことからでも、自ら行動する。みんなが動くのを待たない。
・ボランティアが当たり前の文化をつくる。どうしてもいいことをすると浮いてしますので、当たり前にしたい。
・教育を変えていくべき。自分が思っていることなどを学校で共有していけるようにする。行政に訴えかけるために署名をしたい。
・選挙権年齢引き下げに伴う政治教育変革
参加者アンケート
<印象残ったこと>
・その土地のダンスや音楽。私はダンスも音楽も好きだから。
・ミクロネシアの石のお金や州によって言葉が違うところ。
・日本が”紙文化”として見られていたこと
・プラスチックゴミについての話になった時、そもそもプラスチック製品は紙製品の過度な使用を止めるために作られたため、プラスチックから紙製に戻すのは意味がない、との発言が印象的でした。
・グループディスカッションを通して、遠くにいる知らない人達とも、交流し、意見を交換しあえた事。
・自分が書記を担当したこと<コメント>
・このコロナウイルスにより、時間を、有効に使えない日が増える中、遠くにいる仲間達と、世界について学べて、とてもとても楽しかったです‼️・学校では海外のことについて関心のある人があまりいないし、学校でも海外のことに触れる授業がないので、今回のワークショップで海外のことについてたくさん話を聞いたり考えを深められて良かったです。
Vol.3 「マラウイの次世代リーダーと環境問題を考える」
ディスカッション
「環境問題*を解決するために、私たちができる事は?」
*環境問題:ごみ処理システム、海面上昇、ごみの輸出入<アイディア>
・古紙回収、リサイクル活動を学校で行う。/学校の紙の浪費が多いのでデジタル化を進めるべき。
・リサイクルしている先を本当にリサイクルしているか調べる、問いかける。
・すぐ使わなくなるものは買わない。
・マラウイではゴミ山から収入を得ている人がいる。彼らには、焼却炉の仕事を提供しシステムを整える。
・現場に行って自分の目で見る
・フードロスを減らす
・ここで学んだことを他の人にも発信・共有
・大豆やとうもろこし、使えるごみなどでエコバッグを作る。
・ごみの仕分けの仕方を子供に分かりやすいように工夫する。
・レジ袋の価格は10円などではなくもっと高くする。
・家の前に自分がいらないものを置き、通った人が自由に取れるような習慣を作る。
参加者アンケート
<印象残ったこと>
・マラウイのごみ処理の現状、またそのような問題はアフリカだけの話ではないということ
・日本の出すゴミの量の多さ。
・それぞれ住んでいる地域が違うことから 自分の身近にある問題からヒントを得ることが多く、日本にも県を跨ぐだけで様々な課題や考え方があることが印象深かった。<コメント>
・私は全3回の講座に参加させていただいたのですが、どの回もゲストの方が熱く語ってくださっていたし、同年代の人ともたくさん意見を交わすことが出来て、世界の様々な問題について現状や解決に向けての努力なども知ることが出来ました。今回の講座を通して、今まで以上に世界の問題に対する関心が高まったし、自分でアクションを取りたいと思いました。 今回の体験は私にとって本当に意味のあるものになったし、きっと将来にも深く関わるものになると思います。この度は本当にありがとうございました!!
Vol.4 「ザンビアとミクロネシアの次世代リーダーとインフラを考える」
ディスカッション
「現地の人材育成・企業育成を促進するために、私たちができる事は?」<アイディア>
・国内育成:インターネット環境を人材育成に利用→国内で学べる環境を整える。
・国外育成:留学したことで自分の国を客観視できるようになるというメリットがあるので、留学後の仕事を保証して、しっかり返ってくるように仕組みを作る。
・ミクロネシアの人のビジネスコンテストを日本や先進国で開催してサポート。
・起業家への税金をなくしそのことをアピールして外国人の起業を促す。加えて、その際従業員には地元の人たちを雇う。そうすれば、地元の人たちお技術を学ぶことができる。
・海のゴミで服を作るプロジェクトの研究地として利用する。
・日本の技術・現状を伝える。ODA・技術協力で問題解決
参加者アンケート
<印象に残ったこと>
・環境の整備が人々の健康にもつながっていると知った(ゴミとコレラ・道路整備と医療)こと。
・マングローブの森の下にゴミがたまっていたこと
・グループディスカッションでみんなの意見を聞くことができたこと、提案にみんなが納得してくれたこと<コメント>
・海外の状況を知る、よい機会となった。オンラインだからこそ、今回参加できた。(会場に行くのに時間がかなりかかったら忙しくて参加出来なかったかもしれない。)