【活動報告】フィリピンスタディーツアーに参加しました!

15周年記念事業の一環として、アクションを起こした若者を表彰するYouth in Action Awardを行い、
昨年12月のクレイグ講演会では、授賞式が行われました。

クレイグ講演会・授賞式の様子はこちら

15周年イベント終了!

最優秀賞を受賞した、東京学芸大学附属国際中等教育学校の小島千幸さんには
フィリピンのスタディーツアーの副賞が贈られ、

2015年3月に行われたスタディーツアーに参加した報告が届きましたので
ご紹介させていただきます♪

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FTCJ15周年記念事業 スタディーツアー感想
小島 千幸

今回のフィリピンスタディーツアーにYouth in action Awardの副賞として行かせてもらうことができました。
私の最初の目的はこのスタディーツアーを通じて学んだことを自分が活動しているメンバーに伝え作詞などの
参考にしてもらうことでした。しかし、このスタディーツアーが終わった頃の私は最初の目的を遥かに超え
とにかく現状を多くの人に知ってもらいたいという気持ちに変わっていました。

私の学校は学校の名にも国際と入るくらいのグローバルな学校です。
そのためほとんどの生徒が海外へ何度も行ったことのあるような人たちです。

しかし私はスタディーツアーに行く前までは一度も海外に行ったことがありませんでした。
その不安と緊張で包まれた中行ったフィリピンは私にとってとても衝撃的でした。

まずは気候が違う、もちろん言語も違う。さらに衝撃だったのは台風被害を受けたところは
ほとんど修復され普通に生活が出来ていたことです。私が考えていたイメージは
なかなか復興が進まずがれきが残っているようなところでした。しかし現状は私のイメージを覆し、
さらに現地の人々が笑顔だったことはさらに私に驚きを与えました。また日本で伝えたいことも多く発見できました。

例えばフィリピンと日本間で戦争があった事。これは多くの日本人はあまり知りません。
また多くの家に電気が通っていること。貧困地域ナボタスでもテレビが見られることに驚きました。

そして一番大きいのがコミュニティの強さです。近所で知らない人はいない、いつでも助け合う、
そんな精神がフィリピンでは多く見られました。

新しい世界を知ったこの気持ちを忘れないうちに、と私は新学期、学校で同学年の前で
このスタディーツアーについてプレゼンをしました。私のプレゼン力からして
うまいプレゼンができたとは言えませんが、言いたかったことは伝えることができ、
友達からもよい評価をもらうことが出来ました。目的を一歩果たせたのではないかと思っています。

時間はかかると思いますがさらに目的を達成できるようこのなかなか経験できないことから
学んだ知識や体験を活かしてこれからの活動などを頑張っていきたいと思います。

貴重な経験をさせていただき本当にありがとうございました。