子どもNPOカフェタイムでスピーチしました!
JUGEMテーマ:ボランティア
2016年10月1日土曜日に東京にて、「子どもNPOカフェタイム第一回」が開かれ、代表の中島早苗と高校生メンバーの高柳伊玖磨くんが参加し、児童労働についてお話をする機会をいただきましたのでご報告します。
このイベントは、日本子どもNPOセンターが主催したもので、子どもや教育に係る活動をしたり、NPOを運営する方々が全国から30人以上が参加しました。児童労働といった遠い国の問題だと思われがちな課題に対して、日本でどう伝え、活動していくのか、というテーマで、それぞれ活動を通じて抱える問題や課題に対してどう取り組んでいるのかについて参加者同士で意見交換をしました。
フリー・ザ・チルドレンは、児童労働から子どもを解放するというミッションを掲げ、子ども自身が声をあげることをモットーに活動している団体として、そもそも児童労働とは何か、児童労働に従事する子どもたちの現状はどんなものかについて、代表の中島早苗がお話をし、高校生メンバー(16歳)の高柳伊玖磨くんからは、児童労働問題を日本の高校生としてどう考え取り組んでいるのかについてお話をしました。
児童労働についてクイズをだしながらお話しをする高柳伊玖磨くん。
また、児童労働問題に取り組むアムネスティ・インターナショナルの土井さんが同じくスピーカーとしてご登壇し、スマホや携帯などに使われているコバルトというレアメタルの採掘が、実は、コンゴ民主共和国で児童労働によって行われていることを日本の消費者に伝え、コバルトの採掘現場から劣悪な環境で働かされている子どもたちの存在を知り、状況を改善するためのキャンペーンについてお話していただきました。
国際問題を日本国内で伝えたり、日本の人たちと取り組んだりするときのヒントなどが参加者のみなさんから出され大変有意義な時間を過ごすことができました。
スピーカーとして参加した高柳伊玖磨くんの感想:
「このイベントを通して自分にとって遠かったはずの児童労働問題が色々な方の話を聞けて近くなった気がします。自分がこのイベントで学んだ児童労働問題のことや児童労働について聞いたことをまずは身近な人達に伝えて、日本や世界の皆んなにこの現状を知ってもらえれば良いと思います。本当にありがとうございました。」
今回のイベントで全国で活動される方にお会いでき、いろいろなご意見を伺えて楽しかったです。イベントをご紹介くださった森透さん、その他、日本子どもNPOセンターのみなさま、お世話になりました、ありがとうございました。
報告:なかじまさなえ