【FTCJ子どもアンバサダーリレーコラム】Vol.10「普通ってなんだろう?」
当団体の子どもメンバーの代表であるFTCJ子どもアンバサダーによるリレーコラムの第10号です!
(現在の子どもアンバサダー2020-21によるコラムはこれで最後!)
リレーコラムって?
FTCJ子どもアンバサダーが執筆したコラムを2週間ごとに投稿していきます。
テーマは「子どものわたしが伝えたいこと」。
子どもアンバサダーの皆さんに自由に発信していただける場であり、
自分が感じていることやアクション、やってみたいこと、興味のあることなどから自分でテーマを見つけ、読者の皆さんに伝えたいことを書いていただきます。
《リレーコラム一覧》
〜子どものわたしが伝えたいこと〜
<リレーコラム Vol.10「普通ってなんだろう?」>
今回の執筆者は、高校生の松田佳乃子さんです。
第5回のコラムにも寄稿してくれた佳乃子さん!
2回目の立候補をしていただき、記念すべき現アンバサダー最後のコラムを書いてくださいました。
今回は、「普通」についてコラムを書いてくれました。
よく耳にする“普通”や“常識”とはどういうことなのか…ぜひご一読ください!
佳乃子さんの言葉
「人によって価値観が違うのは当たり前です。でもそれをどうやって受け入れて適応して行くかが、自分が友達と仲良くなる方法であり、世界を平和に導く一歩だと思っています。 」
「普通ってなんだろう?」
物理学者アルベルト・アインシュタインの言葉で
「常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションでしかない。」
というものがあります。
常識というなんとなくの曖昧な箱の中に入るか入いらないかで“普通”かどうかを判断されがちです。
自分の好きなことを好きと言えることは、簡単なようでとても難しいことです。
私の場合、自分の好きな音楽や服などがみんなと違うことで自分の“好き”が間違っているのではないかと不安になることがありました。
しかし、様々なバッググラウンドを持つ人との交流を通して、常識や普通なんて基準は人によって違うものであって、
何が正解ということや間違っているなどということはないことに気づきました。
私はもし同じように、自分の“好き”に自信を持てない人がいたら、
「“普通”なんてないんだから自分の心を信じていいし、他人の”好き”を受け入れてほしいな」と思います。
いつだって他人に評価はされるけど、他人からどう見られているかということやマジョリティー(多数派)の意見を気にして、自分らしく生きることや他人と違うことを恐れる必要はないのだと強く感じます。
冒頭でもお伝えした通り、FTCJ子どもアンバサダー2020-21は10月をもって任期を終えます。
今後は、新FTCJ子どもアンバサダー2021-22によるコラムが掲載される予定です。
それでは次回もお楽しみに〜!