桜丘中・西郷前校長×子ども×親×FTCJ トークイベントのお知らせ
校則を廃止し各種メディアでも取り上げられている西郷先生(世田谷区立桜丘中前校長)との
トークイベントを実施します!
◆西郷先生との出会い
フリー・ザ・チルドレン・ジャパンが、西郷先生に出会ったのは、8年前でした。
世田谷区にあるNPOとして、区内の中学校の生徒さんに対して、世界の貧しい子どもの現状を子ども自身が学び、それらの国際問題に対して何ができるかを考えアクションを起こすきっかけづくりをする出前授業を行いたいと考え、桜丘中学校を訪問しました。
当時桜丘中学校の校長先生だった西郷先生は、
「子どもは助けられるだけの存在ではなく、自信が変化を起こす担い手である」
という私たち団体の理念に共感され、そのことを伝える授業をぜひしてください、とおっしゃり、
それから毎年桜丘中学校を訪問し、出前授業を行っています。
8年前から桜丘中学校を訪問し、西郷先生が「生徒が楽しく、中学生活を過ごす」ことを一番に考え生徒に向き合い、生徒さんと共に、様々な改革を行い、学校が変わっていく様子をみてきました。
そして最近では、区立中学校で校則や定期テストを廃止したことが話題になり、西郷先生は各種メディアでも大きく取りあげられています。
◆トークイベントのテーマは・・・
今回は、そのような様々な取り組みをされてきた西郷孝彦前校長をお招きして、
「子ども自身が『世界は変えられる』と信じて行動をおこすために、学校、家庭、地域にできることは何か?」をテーマにお話を伺います。
後半は、西郷前校長の教え子でもあるメンバーや、子どもの頃から活動をしてきたメンバー、子どもの活動をサポートしてきた親御さんもお招きし、それぞれの経験や想いを語っていただきます。
オフライン(20名まで)&オンライン(定員なし)混合のトークイベントです。
是非ご参加ください。
イベント概要
~子ども自身が「世界は変えられる」と信じ行動できる社会にするには~
(毎日新聞東京本社内〒100-8051東京都千代田区ーツ橋一丁目1番1号パレスサイドビル)
<登壇者ご紹介>
西郷孝彦さん
養護学校(現:特別支援学校)をはじめ、大田区や品川区、世田谷区で
数学と理科の教員、教頭・副校長を歴任。
学校経営の中心に据え、校則や定期テスト等の廃止、ICTの活用、個性を伸ばす
教育を推進。2020年3月退職 。
近著に『校則なくした中学校 たったひとつの校長ルール』
『「過干渉」をやめたら子供は伸びる』(ともに小学館)がある。
中島早苗(当団体 代表)
学生時代に環境保護団体に所属し活動を始めたことから社会問題に取り組むようになる。
アパレル会社勤務を経て1997 年に渡米し、NGOでのインターン中にフリー・ザ・チルドレンの理念に共感。日本に紹介しようと帰国後の1999年に当団体を設立。以後、活動に従事。
(https://ftcj.org/about-usも併せてご覧ください)
訳書に「キッズパワーが世界を変える」、
著書に「フィリピンの少女ピア -性虐待をのりこえた軌跡-」、
「チャレンジ!キッズ・スピーチ1・2・3」(全て大月書店)。
2007 年国際ソロプチミストより「青少年指導者育成賞」受賞。
【後半部登壇者 一部紹介】
石川実桜(いしかわみおう)さん
高校2年生、FTCJ2020年度子どもアンバサダー。世田谷区立桜丘中学1年生の時に、FTCJの講演会を聞き、思いを形にできることを知って、活動に参加。中学校の行事でフェアトレード商品を販売を企画したり、高校でジェンダー平等を広めるためにオリジナルリボンを作成し配布するなど、様々な知識を深めると共に自らできることを考え問題に取り組んでいる。
中村伊希(なかむらよしき)さん
大学1年生、FTCJユースメンバー/サポーター。FTCJの活動には小学生の時に参加し、それ以降、募金活動や独自のイベント開催を企画運営するなどし、世界の子どもたちの権利が守られるよう同世代として問題に取組んでいる。
與座友美(よざともみ)さん
世田谷区在住3人姉妹と1男の母。現在大学1年生の三女が小学4年生のときにFTCJと出会い活動に参加。次女は子どもスピーカーとしても活躍した。三女、次女はカナダや日本で開催されたリーダーシップトレーニングキャンプにも参加。中1の末っ子は障害があるが 家族で個性であると認識して 互いに支え合って生活している。言葉の持つ可能性を信じ、親として常に子どもの自主性をフォローして 自己肯定感を高める声掛けを意識して実践している。