バレンタインデーを、愛と思いやりであふれた日にするためのアイディア

いよいよバレンタインデー!チョコも悪くないですが、せっか
くの「愛の日」なら、愛や思いやりをいろんな人に広げる日に
するのも良いかもしれません。カナダ人ブロガーのリサ・ソー
リベンに、バレンタインがもっと素敵になる方法を教えてもら
いましょう!(清田)
https://www.we.org/stories/mom-grows-love-for-valentines-day-through-spreading-kindness-as-a-family/


リサ・ソーンベリーは、自分が納得いくまでとことん突き進む
タイプのひとです。元教師で、その後フリーランスのライター
として独立。二人の子どもの母親でもある彼女は、ブロガーとして
日々の暮らしについて発信しており、子育て真最中の親御さんを
中心に大勢のファンを持つ人気ブロガーです。

ブログでは、愛の大切さを日々発信しているリサですが、実
は、世界中の人たちが、「アモーレ!」(なんかどこかで聞い
たことある台詞のような)と熱烈に愛を誓いあうバレンタイン
デーは、かつてのリサにとってはそれほど重要な日ではあ
りませんでした。それどころか、「バレンタインデーなんか大
嫌いだったんですよ。素直じゃないひねくれ者ですよね(笑)」
とリサは冗談交じりに話してくれました。

そんなリサに、やがて子どもが生まれました。

リサに生まれた二人の子どもたち(セバスチャンと、セバスチ
ャンの妹のエイブリー)が、バレンタインデーに敵意を抱いて
いたリサの心を少しずつ溶かしていきました。リサは、バレン
タインデーを、子どもたちと共に「いろんな人に愛を届ける日
として受容していったのです。いまでは、毎年チャリティーケ
ーキを作って販売しています。(この記事の最後に、ケーキ
のレシピも紹介しますよ!)
チャリティーに熱心な母に育てられた14歳のセバスチャン
は、ケーキを焼くのが大好き!チャリティー用のケーキを
焼くのは、一家にとっての恒例行事です。販売したケーキ
の代金は、フリー・ザ・チルドレンが開発途上国で行ってい
る食糧支援の事業に寄付しています。

実は、リサはケーキ作りよりも、セバスチャンが作るケーキ
をお客さんとして毎年食べることを楽しみにしています。何
を隠そう、セバスチャンにおいしいケーキの作り方を教えた
のは、リサのお母さんなのです。「セバスチャンは『世界を変
えよう』と思ってケーキを焼き始めたのでなくて、私の作るま
ずいお菓子に耐えられなくて、自分で焼き始めたんですよ。」
とリサは笑いながら話します。ケーキ作りでは、妹のエイブリ
ーも助手として兄を支えています。

ケーキ作りを通じて、毎年世界中に愛を届けようとしている
リサたち。今年のチャリティーケーキはラズベリーレモンパ
ウンドケーキです!

それでは、リサに「バレンタインデーを家族でアクションを起
こす日」にする方法と、ケーキのレシピを紹介してもらいまし
ょう!

バレンタインデーを家族でアクションを起こす日にするため
のリサからのアドバイス

商業主義的なバレンタインデーからは脱却を!

正直にいえば、私自身はいまでもバレンタインデーが好きで
はありません。でも、子どもたちと楽しめることはとことん楽し
みたいとも思っています。私もそれほど頑固ではないので、こ
のバレンタインデーに便乗して、子どもたちと一緒に楽しもうと
思っているんです。私は、バレンタインデーを、思いやりや愛、
共に支え合って生きていくことの伝える日だという風にとらえて
います。それも、プレゼントをもらうことで愛を感じるのではなく
て、何か自分からアクションを起こすことで、愛や思いやりを伝
えようと考えるべきです。まず、自分を労わって、自分を愛し思
いやることからはじめて下さい。そしたら、その愛や思いやりを、
他の人に伝えるために、アクションを起こしましょう。友達のため
に、家族のために。できれば、完全な赤の他人のために何かで
きることはないのかを考えて、アクションを起こして下さい。チョコ
レートやプレゼントに執着するのではなくて、自分ができることを、
誰かのためにやる日がバレンタインデーだと思えるようになったら、
素敵なバレンタインデーになりますよ!

日々の生活の中で、子どもたちに愛や思いやりの大切さを伝えていく

全ての子どもたちに、とにかく自分のことばかり考えて自
己中心的になりがちな時期はつきものだと私は思ってい
ます。そのような時期から子どもたちを救い出し、人のた
めに行動したり、考えたりすることの大切さを伝えるのは、
私たちおとなの責任です。

障害のある人たちと接すると、戸惑ったり困惑してしまう人
が少なからずいます。エイブリーは、染色体欠失症の診断
を受けています。ここだけの話ですが、私が会った中では
最も思いやりと愛にあふれた人です。また障害児の兄弟
は、弟や妹(あるいは兄/姉)を不親切な言動や差別的な
言動から守るために、強い思いやりのある子に育つ傾向
があるように感じます。その家族への思いやりが、成長す
ると他の人にも広がっていくのです。

子どもの興味を、家族との絆を深める機会として利用する

有り難いことに、私の母と息子には、料理が好きという共通
点があります。ですから、我が家の味が私の代で途絶える
ということもなさそうです。フリー・ザ・チルドレンのためのチ
ャリティーケーキ作りは楽しいだけでなく、このような気軽に
できる活動でも、世界を良くするための行動が起こせるのだ
ということを教えてくれます。作ったケーキは、子どもたちがF
acebookを通じてネット販売しています。私たちは、ケーキの
売上金を、フリー・ザ・チルドレンだけでなく、心臓病患者や
家族を支援する財団にも寄付する予定です。私たちの家族
にも、当事者がいるので、できるかぎりのことをやりたいとい
う想いがあるんです。

ラズベリーレモンパウンドケーキのレシピ
常温に戻したバター120g

砂糖 3/4カップ

卵 2個

牛乳1/2カップ

薄力粉 1と1/2カップ

ベーキングパウダー 小さじ1

ラズベリー1カップ

レモン1~2個(レモンの皮をすりおろし、レモンの果肉を絞
る。ジュースでも可)

粉砂糖1/2カップ

オーブンを170~180度で温めておく。

パウンドケーキの型に油を塗っておく

ラズベリーの3/4に粉砂糖を振り置いておく

卵を溶き、砂糖とバターを混ぜ合わせる。

薄力粉とベーキングパウダーを入れてよく混ぜ合わせふる
いにかける。

牛乳とレモン汁もいれてラズベリー3/4も入れる。

スプーンで型に入れ、布巾を敷いて何度か型をトントンと落
とし、空気を抜く。

55分(きつね色になるまで)オーブンで焼く
(中心を串でさしてなにもついてこなくなるまで)

串で刺してくっついてこなければ粗熱をとるために10分
冷まし型からはずす。

残りの1/4のラズベリーとレモン汁と粉砂糖をまぜ裏ごし
する。

それをパウンドケーキにかける。

※好みでラズベリーを増やしてもいい。

(原文記事執筆:サラ・フォックス  翻訳:翻訳チーム 浅
田紀子 本文翻訳&文責:清田健介 レシピ翻訳監修:
松下里司さん)