【拓朗@アンバサダー2018】Vol.2 インドスタディーツアーで抱いた想い①
みなさんこんにちは!
時間が空いてしまい申し訳無いです!高校生アンバサダーの拓朗です。
このコラムでは、自分がFTCJで活動するきっかけになった、そしてみなさんも気になっているでしょう(笑)、インドスタディーツアーに参加して感じたことを3回ほどに分けてコラムに書いていきたいと思います!
インドと聞いて、みなさんは最初に何を思い浮かべますか?
おそらく多くの人がカレーだったり、ボリウッド(*)を想像すると思います。
*インド映画のことです。是非見て見てください!面白いです!
(おすすめ:https://www.youtube.com/watch?v=KyntU5IAje4)
しかし、全てがこのように明るい話題では無いのがインドなのです。
インドは世界一貧富の差がある国と言われていて、生活に苦しんでいる人が多く存在しています。
(路上で寝る母親と子供。)
バスからはこのような風景ばかりでした。
私はインドで実際に2つの経験からインドの貧富の差を実感しました。
1つ目は、タージマハルに向かう途中に物乞いの人が私のもとに来て、お金を要求されたことです。いや〜ショックでした。物乞いをされているということよりも、自分が何もできない無力さ、悔しさ。自分に対して本当にいらだたしかったことを鮮明に思い出します。後から知った話ですが、物乞いの人たちの中には、マフィヤやギャングに雇われている人もいるらしく、お金などは全てその裏の人たちの収益になることもありうるということ。恐ろしい話ですよね、、
2つ目は、農村でのお宅訪問。実際にフリー・ザ・チルドレンが支援事業を行っている村のお宅の邪魔させてもらい、生活の現状を見させてもらいました。正直な話、住みやすいとは言えない場所でした。中は空気がこもっていて暑く、ハエもそこらじゅうを飛んでいる。これでも団体の支援のおかげでましになった、とお母さんは話していましたが、先進国に住む私には想像しがたい環境でした。
(実際のお宅訪問の時の写真。)
しかしこのような反面、美しい文化、そして温かい人々。
インドが愛される理由もわかる体験もしました。
次のコラムではこの文化体験などについて触れると同時に、具体的な教育などの問題の核心、そして私たちに何ができるのか、共有していきたいと思います!お楽しみに!!!
今回のみなさんへの問題提起、考えて欲しいこと
これを読んでくれている学生の皆さん、学校だるい〜とか、めんどくさ、と思ってる人いますよね??勿論、私もそのうちの一人に入ります。笑
しかし、世界には学校に行けること、教育を受けられることが当たり前でない子ども達が本当に多く存在しています。また、学校に行けるとしても通学に半日歩かねばならかったりと、日本では想像しがたい環境に入らざるをえない子ども達が多くいます。日本にずっといると、学校に行けることが当たり前、という認識が強く根付いていると思います。しかし、これが当たり前では無い。そして、この教育を受けられるということに恵まれていることを、一回考えてみて欲しいです!!
<紹介>
http://www.sekai-tsugakuro.com
(世界の果ての通学路、2013年)
これは世界の子供たち道無き道の通学路について収録したドキュメンタリー映画で、世界の子供たちの現状が知れる、感じるもの・学ぶものが多い作品です。ぜひこれを機に見て欲しいと思います!