【報告】誰でも参加できる「世界一大きな授業」-You(th) Can Change The World-

2018年6月24日(日)に東京渋谷にあるEF東京のラウンジをお借りして、

「誰でも参加できる「世界一大きな授業」-You(th) Can Change The World-」を開催しました。

当日は多様な年齢の方に約40名もの方々にご参加いただきました。

 

この企画は、6月30日まで開催されていた世界の教育について考える

啓発キャンペーンである「世界一大きな授業」の一環として開催され、

また、タンザニアのマサイ族の少年レボイさんを招き、

一緒に教育について考えました。

 

また、このイベントは企画内容についても、中高生のメンバーが

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンのスタッフと一緒に作り上げました。

 

イベントでは、開始の挨拶を中高生メンバーから行いました。

そして、スタッフの鈴木より「安心のための場づくり」のための確認を

行いました。次に、中高生メンバーの進行で「ハイテンション・ジャンケン」

というレクリエーションを行い、話し合いをするための打ち解けるための

時間を設けました。

 

 

「ハイテンション・ジャンケン」では、まずペアをつくり自己紹介をします。

そして、ジャンケンに負けたほうは、勝った方の後ろに続き、

次にジャンケンをする際にその人をハイテンションに応援する

というものでした。

 

ゲストのレボイさんも参加し、楽しんでいたようでした。

 

場が和んだところで、中高生メンバーによる世界の教育に関するクイズ、

教育に関する資金とゲーム業界、軍事費とのリボンを使った比較、

そして、教育に関する違いについて許容できるものなのかどうか

(あってもよい違いか、あってはならない違いか)の話し合いを行いました。

 

休憩の後、ゲストのレボイさんからタンザニアにおける生活や文化の

紹介をしていただきました。自分の育ったマサイの村と街中にある

国内有数の高校での生活についてお話をしていただきました。

 

 

レボイさんの講演の中では、持参したマサイの布を使って、

マサイ族の男性の布の着用方法の実演もされました。質疑応答では、

多くの質問が出されました。

 

その後、2人組に分かれて、教育にまつわる自分のエピソードとして、

「学校が好きか(好きだったか)、嫌いか(嫌いだったか)」を話し合う

アクティビティを行いました。そして、その後、4人1組を作りグループで、

これまでの話を踏まえて、世界の教育状況で変えたいと思うことについて、

そして、(日本)政府に行ってほしいことと自分がそのために行うことについて

話し合いを持ちました。

 

 

イベントの最後には、7月15日まで行われている児童労働反対の

意思表明を行う「レッドカード・アクション」を行いました。

 

 

イベント後の交流時間では、レボイさんも含めて、

運営にかかわった中高生メンバーと参加者がおしゃべりに盛り上がっていました。

 

企画にかかわった中高生メンバーから感想が届いていますので、

こちらで紹介します。

 

「運営側に回るのは初めてで不安でしたが、当日スタッフの皆さんに

助けられて難しさと共にやりがいを感じました。」(Hさん)

 

「自分にとって、企画から1からはじめる初のプロジェクトでした。

苦労することもあったけれどやりがいもとても感じました。

また、教育分野、特にタンザニアを通して自分が途上国に対して

先入観を持っていたことに気づかされました。

ファシリテーターとして、学ぶものとして、その両方で良い

経験になりました。」(Mさん)

 

「レボイさんのような実際に途上国で暮らしている人から直接

お話を聞くのが初めてだったので驚くことも多く、

貴重な体験でした。」(Oさん)

 

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