【さしこ@アンバサダー2018】Vol.3 言い訳としてのチャリティ

こんにちは、さしこです。

今回は、「チャリティ」という言葉について語りたいと思います!
日本で言うと、フリー・ザ・チルドレンでできるような活動は、「募金活動」「寄付」や「ボランティア」といった言葉で表されると思います。この表現だと、自分が楽しくてしているアクションが大げさに聞こえるなあ、と思った時に私が好んで使うのが「チャリティ」です。日本では、チャリティマラソンがメジャーですね。ランナーさんが出走することでテーマの啓発に繋がったり、参加費が寄付に繋がる仕組みです。チャリティイベントの歴史が長い外国の例を調べてみたところ、面白そうなものが沢山見つかったので、紹介していきたいと思います。

まず、オーストラリアの「40Hfamine(40時間飢餓)」。

バックパックに詰められるだけの物資で過ごす、裏庭で寝泊まりする、利き手を使わない、床で寝る、など難民になれば陥るかもしれない状況を体感するため自分で目標を設定し、40時間過ごそうというチャレンジです。「チャレンジをするので応援して下さい」と友人・家族にスポンサーになってもらい、集まった額を寄付します。友達や家族と一緒にしてみても楽しそうですよね。

また、学校では生徒や先生を巻き込みチャリティイベントは大盛り上がり。

例えば、ガムテープだけでできるチャリティ。仕組みはシンプル!テープを1本1ドルで購入し、みんなで先生を壁に貼り付けるんです。他にも、「先生にパイ投げをする権利」を宝くじ形式で売るというものもありました。めっさいいやんと思い学校の先生に提案したところ全力で拒否されました。残念。

またアメリカのある学校で、ご高齢の校長先生が毎年「〇〇だけ寄付が集まれば〇〇をします」と宣言し、目標額を上回ると公約通りぶっとんだチャレンジをしていらっしゃいます。ある年はスカイダイビングに挑戦し、ある年はタトゥーを入れ、ある年は一日鶏の格好で過ごし(会議も)…すごいですね。
学校ならではの発想で、あちこちの先生方が体を貼っていらっしゃり尊敬します。生徒側もこういったチャレンジしたがりそうですね。

私もこういうイベントがしたくて、先日仲間内でバブルチャリティなるものをしました。(環境保護や動物実験反対の啓発、難民支援の講演会など、エシカル企業としても知られる)某石鹸ブランドの商品を泡だてて遊び、参加費を寄付として集めました。エシカル企業について知ることができましたし、何よりすごく楽しかったです!

私は、参加者側も意欲的に社会問題について考え、解決に関われるwin-winな取り組みが大好きです。「楽しみの言い訳としての」チャリティを、日本でももっと広めたいなと思います。みなさんもこうしたアイデアを参考にして、友達内や学校でできるチャリティを考えてみてはいかがでしょうか?