【報告】12月15日(日)ワークショップ:「チェンジメーカーになってWE Day に参加しよう!」@ワンフェスforYouth

2019年12月15日(日)に大阪府にて、高校生の国際協力/SDGsに関するフェスティバルである「ワンフェスforYouth」が開催され、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンも出展しました。

ワンフェスforYouthでは、国際協力やSDGsに関する活動を行っている団体や高校、青少年グループによる活動紹介ブース、高校生のためのワークショップ、そして全体でのプログラムがあり、企画や運営も高校生による実行委員を主体に行われました。

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは、ブースによる活動紹介のほか、13:00-14:30に「チェンジメーカーになってWE Day に参加しよう!」と題した高校生向けワークショップを行いました。

ワークショップでは、冒頭にフリー・ザ・チルドレン・ジャパンの紹介を関西在住スタッフである藤井より行いました。また、クレイグが来日した際にその活動に触発されて誕生した桃山学院高校のグループであるSchool By Schoolの活動紹介も同校の生徒である辛嶋さんから行っていただきました。

続いて、社会教育団体Wake Up Japan代表理事であり、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンのアドバイザーでもある鈴木洋一から「フォーラム・シアター」という演劇を通じて社会問題に対する意識を育むワークショップの進行が行われました。まず、「フォーラム・シアター」の背景と目的の紹介として、この働きかけがはじまった当時のブラジルが軍事政権下であり、そうした声を上げることが困難な中で演劇という手法を通じて安心を確保しながら社会を変えたいという気持ちを育む方法であることが紹介されました。次に、子どもメンバーの辛嶋さんによる演劇のワークショップのための準備としてのレクリエーションが行われ、表現することについての練習を行いました。

「フォーラムシアター」では、今回は「飲酒強要」「高校における差別発言」「子ども兵の徴用」の3つのお題が用意され、それぞれのお題を演劇をまずみて、その物語の中での課題や誰が変われる可能性があるかについての話し合いを行い、そのうえで、演劇を最初再演し、変われる可能性のある人物が見受けられた際に観客はその人物と立場を入れ替え、変化が起こるか試みるという活動を行いました。

 

当日は15名程度の方に参加いただきましたが、お題で提示される社会問題の課題に対して一生懸命考え、変化を試みる姿が印象的でした。

「フォーラム・シアター」の後には、社会問題に取り組む25歳以下の子どもや若者向けのライブイベントWE Day Community Japanの紹介が行われました。

最後に「フォーラム・シアター」及びWE Day Community Japanの説明からの学びや気づきについての振り返りを行い、終了しました。「社会問題に対してどう向き合ったらよいか考えるきっかけになった」「社会問題を解決したいという気持ちが高まった」「社会問題を解決したい。そのためにWE Dayに参加したいという気持ちが高まった」という感想が寄せられました。