「テイク・アクション・キャンプ・ジャパン2019春」を開催しました!

5月3日~5日の2泊3日、千葉県立水郷小見川少年自然の家で、「テイク・アクション・キャンプ・ジャパン2019」を開催しました!

 

素晴らしい天気に恵まれキャンプを開催することが出来ました。

キャンプの様子をお届けしたいと思います。

 

◆5月3日(1日目)

お昼過ぎ、参加者のみんなが到着し、オープニングセレモニーを行ないました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ディスカッションを行う、スモールグループでの初めてのセッションでは、はじめましてのみんなで名前を覚えるためのゲームや、チーム内でのルール作りを行い、その後の全体セッションでは、”伝える”について考えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ワークショップ①伝え方】

伝え方によっては意図をしていなくても、相手を傷つけたり、伝え方によって仲間が集まったり、集まらなかったりします。

多くの人の賛同や協力を得る際に3つの要素を入れることにより、多くの賛同や協力を得やすくなります。

その3つの要素とは①困難②選択③結果です。

参加者には人生を振り返ってもらい、どこに困難があり、どう選択をして、どんな結果になったのかを考えてもらいました。

難しいワークでしたが皆さん真剣に取り組んでくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【映画観賞会】

信仰、権力、戦争、平和、反逆、自由をテーマに、人々を結び付ける伝え方や、価値観の違いを受け入れる大事さが理解でき、私達には何ができるのかを深く考えさせられる映画でした。

 

◆5月4日(2日目)

 

【外でのアクティビティ】

朝、素晴らしい天気の中でアクティビティを実施しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【映画鑑賞】

インドの田舎の村で、機械を導入して安価な生理ナプキンを製造することで生理への悪いイメージを払拭し、女性たちの経済的自立を促そうと立ち上がる人々を描いたドキュメンタリーを鑑賞しました。

 

【社会問題についてディスカッション】

興味を持っている社会問題にディスカッションを行いました。

難民問題や先進国、開発途上国での貧困問題、海洋汚染について話し合いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【Looker,walker,taikerアクティビティ】

Looker,walker,taikerというゲームを実施しました。

すごく盛り上がり、チームの団結力がとても高まりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ワークショップ②ソーシャルメディア啓発広告から考える】

30種類以上の啓発広告からどんな事が想像でき、私達に何を伝えたいのかを考えるワークを実施しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ゲストスピーチ】

国際NGO オックスファム・ジャパンにて青少年育成とムーブメントづくりに関与しその後、国際NGO フリー・ザ・チルドレン・ジャパン、NPO法人 開発教育協会などに関わり、様々な活動を行っている鈴木洋一さんに来て頂きました。

社会問題を解決するのはどのような考え方が必要で、社会問題をつたえるコミュニケーションとは何かを分かりやすく説明してくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ワークショップ③自分を見つめ直す】

火の中へというワークを実施しました。

大事にしている事を紙に12個書いてもらい最後の1枚になるまで紙を捨て、何を1番に大事にしているのかを感じてもらうワークを実施しました。

それぞれが経験してきたものはユニークですが、似た感情を抱いた事など、話を聞くなかで新たな発見もありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【キャンプファイヤー】

全員集まって、歌って・踊って、ゲームをしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タレントショーも実施しました。

それぞれの得意なことを披露するタレントショーでは、

これまで一緒に過ごしてきたた温かい仲間の声援を受けながら、

参加者のイキイキとした姿を見ることが出来ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆5月4日(3日目)

【ワークショップ④伝えるスキル】

伝えるには様々な方法があり、スピーチ以外でも社会問題についての詩を書く、ラップで表現するなど新しい手法を学び、実際に作成しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後はこの2日間で学んだことを元にオリジナルの伝え方を作成して発表しました。

詩を使って発表してくれた人もいれば、困難、選択、結果を使ってスピーチしてくれた人もいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伝え方はとても重要で、伝える方法は沢山ある!3日間を通して気づいてくれたと思います。

みんな、とてもいきいきとした表情でキャンプを終えました!

それぞれが考えた伝え方を、ここで出会った仲間と声を掛け合いながら、実施していってくれることと思います。

その後の実際の活動報告が楽しみです!

 

ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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<キャンプを終えて、参加者からの感想>

・今回初めて、キャンプに参加しました。本当に行って良かったと思います。自分の環境がいかに恵まれているか痛感しました。

・一緒に参加したメンバーの意識の高さを見たり、キャンプで行ったアクションや実際に貧困や障害者の体験をしてすごく刺激を

受け、たくさんのことを学び、世界で起こっている問題解決へのアクションを行動に移すスタートをきれました。

・参加してる仲間がみんな優しくて感動しました。

・すごい楽しく、わかりやすい形式で色々なことが学べたなと思います。楽しみながら、学べて良かったです。

・キャンプに参加するまでは年齢層も広くどんな感じかなーと思っていましたが、皆が年齢に関係なく平等に自由に、

発言をしたり意見交換をしたりとそれぞれが有意義な時間を過ごせるような環境だったんじゃないかと僕は思います。

 

<参加者の保護者の方より>

・初めて参加させていただきましたが、本人がやってみたい活動について知ることができて、勉強になったと申しておりました。

行かせて良かったと思います。

・家族としても、送り出して本当に良かったと思っております。たったの3日でしたが、急に大人になったような印象です。

 

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実施にあたり、下記財団よりご助成をいただきました。

キャンプ実施:独立行政法人 国立青少年教育振興機構 子どもゆめ基金部

改めまして心より感謝申し上げます。

 

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「テイク・アクション・キャンプ・ジャパン2019春」
●日 程 :2019年5月3日~5日
●場 所 :千葉県立水郷小見川少年自然の家
●参加者 :17人
男性7人 女性10人
小学生1人、中学生8人、高校生、8人

●スタッフ:7人
日本7人

●ゲストスピーカー
:鈴木洋一(Wake Up Japan 代表)
●過去実施報告はこちらから!