モンゴルゲル図書館だより

FTCJモンゴル支援事業を現地で支えている現地のスタッフ「ウルジェー」さんから
報告が届いたので紹介します。
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Сайн байна уу? - サエン バエノ~?
モンゴルの言葉で「こんにちはー(お元気ですか?)」 です。

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンが、モンゴルの首都ウランバートルの
バヤンズルフ地区で運営する「ゲル子ども図書館」も、今年で5年目となりました。

アジアの会(代表・高岡良助さん)の協力のもと、図書館には約2000冊の本が
揃えられており、定期的に入れ替えをしているので、子どもたちは様々な本を
楽しむことができています。

モンゴルの冬はとても長くて寒く、2月の今の気温は-30度にもなります。
でも、貧しい家庭の子どもたちは、家に帰っても燃料の石炭を昼間はあまり
燃やすことができず、家が寒いので、行く場所がないこどもたちが多くいます。

ですので、図書館には、厳しい寒さからしのぐためにやってくる子どもたちも
少なくありません。でも、寒さから身を守るだけでなく、本の楽しさにも触れることができ
とても嬉しい、という声が図書館にやってくるこどもたちから聞かれます。

12月は述べ2,244人の子どもたちが図書館にやってきました。
そして、20,196冊の本が読まれました。

図書館にやってきた子どもたちを撮影したので、ご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モンゴルでは、2月10日から旧正月をお祝いしました。10日から1週間は、学校も
会社もお休みで、家族であつまり、お祝いします。図書館もそのときは閉館しましたが、
また、来週から開く予定です。

では、モンゴルの図書館のためにご支援ご協力くださっている
フリー・ザ・チルドレン・ジャパンのみなさま、ご寄付下さる皆様、
本当にありがとうございます!

日本でも寒い日が続いていると思いますが、どうぞ、きをつけてください。
旧正月が終わると、すこしずつ、モンゴルにも温かさがやってきます。