村を救うマンゴー
FTCJでは、フィリピンのプレダ基金と契約しドライマンゴーを販売しています。ドライマンゴーを販売している背景についてのレポートです。
FTCプレダチームはサンバレス山脈の山村へプレダ・フェアトレード開発基金による医療チームとアエタ族として知られている先住民の村を訪問しました。
その村は栄養失調によって数人の子どもたちをなくしていました。
医療チームは草の屋根の小屋で可動式の治療所を設置し、
村の人々と会い始めました。
子どもたちの体重や喀痰検査(訳注:かくたんけんさ、痰の中の細菌などを調べる)、バイタルサイン(脈拍、呼吸、血圧、体温)のチェックもしました。
エパン(Epang)という5歳位に見える10歳になる子どもを抱えた母親に会いました。彼女の身体と脳の発達を妨げていたのは栄養失調という名の潜在的な殺し屋でした。
毎年760万人の子どもたちの命が犠牲になっています。
栄養のある食料ときれいな水があれば防ぐことができます。
過去10年で進展は見られるのですが、毎年1,200万人もの子どもたちが
亡くなっています。
十分な健康的で栄養ある食事が得られない理由で毎時300人の子どもたちが亡くなっています。
フィリピンのような途上国の栄養失調は見えない危機です。