水支援事業視察の報告

2013年7月にフィリピン視察を行い、水支援事業の視察を行いました。

ザンバレス州アエタ族コミュニティにおいて実施している飲料水および持続可能な農業のための灌漑用水支援事業では、コミュニティ内のポンプが設置されている3か所を訪問しました。
現地のパートナー団体であるプレダ基金のスタッフと行い、アエタ族のコミュニティで手動式ハンドポンプの設置してある場所を訪ねました。そして、ポンプの利用状況を確認すると、7-10の家族が共同で使用していることがわかりました。
◆写真下は設置したハンドポンプを囲むスタッフ(左がフィリピンの担当スタッフ、左から2番目がFTCJスタッフ河本)と利用する村人たち。「家の近くにハンドポンプができてとても便利になりました!」と村人も喜んでいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポンプの下部は、コンクリートで基礎が固められており、溢れた水は排出ができるように工夫がされています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現地スタッフによりポンプの使用方法が指導され、コミュニティの人々は日常的に利用することができていることがわかりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今後も、コミュニティの人々自身がポンプを運営、管理出来るよう、プレダ基金と協力し、

トレーニングを行っていきます。また、9月にスタッフが現地を訪問するのでご報告します。

助成協力:TOTO株式会社 TOTO水環境基金