【フィリピンスタディツアー2024春】報告連載 Vol.9 ー全体感想とアクションプラン共有2
「フィリピンスタディツアー2024春」の参加者報告ブログ 全12回の連載 Vol.9をお届けします。
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報告「フィリピンスタディツアー2024春」
全体感想とアクションプラン共有2
フィリピンスタディツアーに参加した18名の参加動機や学び、今後のアクションについて紹介中!海外経験の有無、社会問題への関心度合いも様々な18名。フィリピンでの1週間でどんなことを感じたのでしょうか。
ことの/中学生
ツアーに参加した理由・目的
私がツアーに参加した理由は、日本にいたら知れない社会問題を、実際に行って立体的に物事を捉えらながら、社会問題の知識を増やすために参加しました。
ツアーを終えての感想
全体を通して、考えるととても楽しい一週間だったけど、その中には自分にとっては想像を絶する辛い話もあったし、自分の無力さに気付かされるときもあって、日本にいるよりも圧倒的に学びが深まった一週間でした。
印象に残っているのは、スラム地域のことで、みんな、裕福で、生活環境もとても良い、とは言えない中でも、幸せだと言っていたり、他愛もない会話で笑っていたり、社会問題は少ない日本が幸福度が低いということを考えると、幸せとはなんだろうととても考えてしまいました。
このツアーで自分に起きた変化は、この学んだことをどうやって一人でも多くの人に伝えることが出来るのかを調べたり考えるようになったことです。この学んだことを私一人が知っていて、「なるほどね」だけで終わらせてしまったらせっかく教えてくれた、お話や体験を無駄にしてしまうような気がしたので、聞いたお話を、正確に、伝わりやすく文章にするということを、するようになりました。
今自分にできること・やってみたいアクション
このツアーで知れたことを誰かに伝えることも大切だし、このツアーで触れられた人の温かさを私達が繋いでいくのもできるアクションなのではないかな?と思いました。 なので例えば、学校で「どんなことを学んで、どんなことをみんなに伝えたいか」を明確にして、行っていない人にも、わかりやすいように文章を書いてみる。だったり、ボランティアに参加してみたり、地域の子どもたちにご飯を作ってあげたりなどが、私に出来るアクションではないかなと思いました。
スタディツアーに参加することを迷っている人へのメッセージ
私ははじめはとても行きたい気持ちでたくさんだったけど、フィリピンと言う初めての場所で、家族もいないそして、「スラム地域」 「性被害を受けたなどの女の子が集まるガールズの施設」など怖いなだったり私なんかが行ってもいい場所なのかな?と考えてしまうことが多くなって、ツアーの少し前に行くのをやめようと、考えていました。でも、知らない場所だからこそいつもはできないくらい人に話しかけに行けるし、全員一人なんだから、みんなと仲良くなれるよね!と自分に言い聞かせて行くことを決心しました。結果として、とってもとっても大好きな友達ができたし、毎日フィリピンで笑っていたときの夢を見るし、毎日フィリピンに帰りたいと思うし、学んだことを誰かに伝えたいと思って毎日文章を書いているし、最高の思い出ができたと思っています。フィリピンにいたときは、やだなと思っていたことも日本に帰ってきてからとても恋しく感じるし、過去の私に迷う暇があったらもっとフィリピンについて調べたりしてみて、もっとフィリピンを満喫してほしいなと思います。
こんなに最高な経験が私の世界にひとつ加わったのは、嬉しいけどもうあの日が戻ってこないと思うと悲しい気持ちで胸が埋まります。嫌なことは嫌と伝えて、参加せずに見ておくということもできます。ぜひ、日本では得られない最高の体験をしてきてください。
これから行くことが出来る皆さんのことが羨ましくて仕方がありません!!楽しんでください!!!
N.Ogata/中学生
ツアーに参加した理由・目的
姉が現在留学中で、彼女の話を聞き、「私も海外で新しいことを学びたい」と思ったことがこのスタディーツアー参加への一番のきっかけでした。
ツアーを終えての感想
フィリピンに滞在した七日間は毎日がとても新鮮で、沢山の新しい発見と気づき、今まで焦点を当てていなかった様々な社会問題について学べました。その他にも、新しい仲間と過ごす楽しさに気づくことができました。
この七日間で一番印象に残っていることは、アエタ民族のコミュニティを訪れた時です。アエタの村では子供たちと遊んだり、農場の見学をさせていただいたり、様々な体験ができました。その中でも一番記憶に残っているのはホームステイをしたときのことです。ホームステイをさせて頂いた時に話者が4000人程しかいない「アンツィ語またはマグアンツィ」の単語が載っている辞書を見せてくれました。このような言葉は年々話す人が減っているそうです。私には単語一つ一つがとても魅力的で素敵に感じました。この経験から、自分が普段目を向けていなかった「言語」に対する興味が芽生えました。
今自分にできること・やってみたいアクション
自分は何が好きで得意かと考えた時に真っ先に思い浮かんだのは、「子供たちと遊ぶ」ということでした。このことを軸に私にできるアクションは子供たちに向けて、今回学んだことを発信することだと考えました。具体的には、簡単なゲームなどを作って小学生と一緒に遊ぶことです。このアクションを実現できるように頑張っています。
ゆり/中学生
ツアーに参加した理由・目的
私がこのスタディツアーに参加した理由は、フィリピンの子供たちの現状について深く知りたかったということです。そのことは、書籍やインターネットで調べることによっても学べますが、それだと、全てが他人事のように感じられてしまうと思いました。だから、実際に現地に足を運んで、自分の目で見て考えることが重要だと思いました。
ツアーを終えての感想
全体を通して、このスタディツアーはとても充実した学びの多いものでした。特に、ガールズ・ボーイズの施設で、そこに来た経緯を聞いたのは、一生忘れられないと思います。ガールズの施設で話をしてくれた方とは一緒にお昼ご飯を食べたのですが、その子も含めみんなとても明るく、そんな経験をしてきたとはにわかには信じられませんでした。そのような経験を通して私は、知ることの大切さを実感しました。なぜなら、これらの問題も知らなければ行動することなどできないからです。私はこのスタディツアーで多くの貴重な経験ができたので、これからはそれを多くの人に伝える活動もしていきたいです。
今自分にできること・やってみたいアクション
フィリピンで学んだことと直接的には関係しないのですが、私は日本の森林問題についての啓発活動をしていきたいです。私はもともと学校の部活で日本の森林問題について知らせる活動などをおこなっていました。そして、今回のスタディツアーを通して、知ることの重要性により深く気付いたため、知らせる活動にもっと取り組んでいきたいと感じたのです。
すみれ/高校生
ツアーに参加した理由・目的
将来、国際教育について学びたいと考えています。その進路をより明確にするために、フィリピンを訪れ教育格差の現状を知ろうと考えました。日本と比較し何が違うのか、何を改善すべきかを「知る」ことから始めようと思い、参加しました。また、実際に体験し、自分がどれだけ恵まれた環境なのかを知ろうと思いました。
ツアーを終えての感想
今まででいちばん充実した1週間を体験することが出来ました。このツアーを通じ、同世代の仲間たちと発展途上国の生活を実際に味わい、その生活について考えを深めることで自分たちとの違いに気づき、これからどう生活していかなければいけないのか考えさせられました。
一番印象に残ったのは、アエタの村での生活です。言語が何も通じなくても伝えようとする姿勢が大事だと感じました。子供たちと会話はあまり出来なかったけれど意思疎通できた気がしました。
ツアーで学んだことは、不自由がないことが全てではないということです。正直日本より施設は満足できるものではなかったし不便さを感じることの方が多かったです。しかし、日本にいるより人の温かみを感じることが出来ました。毎日何かに追われている自分たちを見直す機会になったと思います。
今自分にできること・やってみたいアクション
イラストや簡単な絵を書くのが得意なので、小学校などに赴いてプレゼンや紙芝居をして世界の現状を今回出会った同じ年代の子供たちに伝えたいです。
すけ/高校生
ツアーに参加した理由・目的
新興・途上国が抱える問題を実際に見たり、現地の人々と交流したりなどの経験をしてみたかったからです。。
ツアーを終えての感想
フィリピンに行く前は治安や生活が不安でしたが、一緒にツアーに参加したメンバーやスタッフの方々がとても親切で、現地の人々との交流を楽しむことができました。訪れた場所はどこも何かしらの問題を抱えていながらもあたたかく、優しいコミュニティでした。しかし、問題は問題であって、解決しなければならないのだと痛感しました。
今自分にできること・やってみたいアクション
まず、学校で募金活動が行われたことが何度かあるので、これをきっかけに持ちかけてみたいと考えました。加えて、声を挙げ続けることが大切だと考えたので、ブログなどで発信してみたいと思いました。
「フィリピンスタディツアー2024夏」参加者募集中!
フィリピンスタディツアー2024夏 子どもふれあい、国際協力について考えるたび
日程:2024年8月1日(木)〜7日(水)/6泊7日
場所:フィリピン(マニラ/オロンガポ)*成田発着
対象:中学生以上 *25歳以下優先
旅行代金:304,000円 *旅行代金に含まれない費用がございます。詳細はウェブサイトでご覧ください。
割引:早割-5月15までのお申し込みで5,000円引き *併用不可
きょうだい割-同一住所のご家族2人以上のお申し込みでそれぞれ5,000円引き *併用不可
募集人数:18名(最少催行人数8名)
締め切り:1次締切-5月15日(水)24時、最終締切-6月11日(火)24時